井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

北九州景観遺産について         井上しんご

2023年06月14日 | 枝光地域

本会議質問(案)北九州景観遺産について              55番井上しんご

 

北九州市は映画の街として、平成⭕️⭕️年に北九州フィルムコミッションを立ち上げ、映画やドラマの撮影場所を提供し、物心両面の支援を行ってきました。その手厚い支援から、これまで映画・ドラマで⭕️⭕️件の撮影が行われました。

北九州市が撮影場所として選ばれる理由として、行政の関係機関の調整などの支援や、エキストラなどの市民の協力と合わせて、やはり、北九州市には昭和の面影や、高度成長期を思わせる工場群、味のある飲食店街、漁港や農村など自然など日本の原風景があるからではないでしょうか。

街を見るだけで、何かストーリーが浮かんでくる。作家さんや、監督の好奇心をくすぐる魅力が北九州市にあるからです。この味は、一朝一夕にできるものではりません。長年の市民の生活があり、当然、生活上の困難や喜び、まさに人間臭さ、人として当然、対面する人生の山あり谷ありが、その街の雰囲気を出しているのは言うまでもありません。

まさに、人情シティ北九州です。一方、街や建物の老朽化や、所有者の考えから取り壊しになる所もあります。映画監督の視点で味があって、興味深い、エリアであっても、肝心の市民がその価値が分からず、その価値が失われてしまうことがあっては、映画の街としてのポテンシャルを削ぐことにもなります。

西日本有数の遊郭街があった白川町、折尾堀川、旧若松駅、紫川沿いの屋形船や小料理屋、河川上に立ち並ぶ旦過市場など、すでに無いか、開発により無くなろうとしていることは残念です。その面影を残せるような対応が必要です。

そこで質問します。こうした失われていく北九州ならではの街の魅力を、どう市民、市として共有し、保存し、活性化し、シビックプライドに繋げて行くか。まだ猶予はあります。

ストリップ劇場のA級小倉がある通りや、門司区の活気のある柳町商店街、狭い通りが味のある中央市場、小倉の栄町や紺屋町などの盛場の街並み、楠橋の松尾城、若松の恵比寿市場、洒落た飲食店と住宅が混在する中島町など、挙げればきりがありません。

そうした、映画監督や作家さん、海外や市外の方や、アーティストの目線で見える、味のある景観遺産について、市民が改めて、街の魅力を発見できるようにリストアップし、必要な保護を行い、官民あげて、市内外へ広報することを求め、市長の見解を伺います。①


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