271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

泰西往古滑り台

2007-11-02 20:31:53 | 遊具
父母がヨーロッパへ遊具・公園の視察旅行に出かけたのは創業間もない70年代で、為替レートは1$=360円、羽田からアラスカのアンカレッジ経由でコペンハーゲンに到着したということです。
亡父のアルバムからヨーロッパの木馬の写真を見つけたことは前に書きました。そこには滑り台の写真もありました。私達が日ごろ見かける滑り台とちょっと趣を異にする滑り台たちでした。

まず目立つのは長いストップゾーンの存在です。そして現在見かける滑り台よりも急角度になっているのが分かります。写真なので詳しい数値は分かりませんが、45度位ありそうです。滑ると言うより落下する感じ。十分加速して、狭いストップゾーンで両足で立つ、これがデザインのコンセプトのようです。

側板は滑面と直角ではなく、腰を包み込む、ある角度を為しています。

踊り場は殆ど存在ません。手摺の形状は現在の安全基準から見て問題があります。引っかかりですね。とは言え、滑ることを楽しませよういうこれらのデザインは好ましく思われます。味がありますね。

亡父の遺産は超高分子量ポリエチレンの滑り台にも生きているようです。



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