夏日のランチ

一昨日は夏日のような暖かさでした。
おっととさんが、日本大通りのカフェに前日のティータイムのコーヒー代金に誤りがあるとて話しをつけておいたので差額を返してもらうため、出かけるというので、それでは遠巻きにどんな店だか観察しようと、付いて行くことを決めました。去年オープンした滞在型のホテルの1階にオープンした全国チェーンのカフェで、京都店を昨年5月に利用したことがあります。
おっととさんは敬老パスの愛好家で、地下を走るMM線より外の風景を観ながら行くのが好きらしい。何より交通費がかからないのが良い。
昼食後に横浜駅から2番乗り場8系統で行こう出かけようと思っても、あいにく高島屋とジョイナスが2月の特別休みで、それなら好都合のそごうで食事となりました。そごうの10階のダイニングパークはどの店も並んでいます。比較的入りやすかったのが、広い店の竹葉亭でした。
鰻が有名な店でも、おっととさんは鰻が苦手なので、半月弁当をいただきました。
注文したときに、店員さんが、「鰻は入っていませんが良いのですか。」と念を押されました。
見渡せば、他の客は鰻を食していました。

　　ご飯の俵を二ついただいたあとの写真です。お腹いっぱいになりました。

さて、バス利用で横浜駅から乗ったのですが、バス停までの階段が急で難儀でした。辿り着いたら何のことはない、そごうのエレベーターと繫がっていて、楽々着いた方々がいらっしゃいました。始発ですから座れましたが、桜木町で混んできました。桜木町はバスロータリーをぐるっと廻るので時間を要します。ゴンドラの下がよく見えました。客がいてもいなくてもゴンドラを回さねばならなくて、片道１０００円も納得いきますね。

問題のカフェは、メニューもおしゃれな感じで、小綺麗で賑わっていました。長期滞在型のホテル利用の客が朝食や昼食に軽食を取るのでしょうね。
隣に、お菓子や紅茶を売るスタンド店があり、中年の女性達で賑わっていました。
メニュー看板や店内を覗くふりをして、中にいるおっととさんと店長のやり取りを見ていましたが、なかなかおっととさんが出てきません。後で聞いたら、「せっかくお越しいただいたのでお茶をサービスさせてください。」のような旨のお誘いがあったそうです。

それを丁重にお断りして、近くでティータイムをすべく、二人で神奈川芸術劇場の方に歩いて行きました。この場素通りは昔はけいゆう病院が会った通で懐かしいです。おっととさんがハイアットリージェンシーの場所を教えてくれました。けいゆう病院の看護師さんのみなと寮だった由緒ある建物と神奈川芸術劇場に挟まれた立地です。今日はここででお茶しようと、値段も気にせず入りました。ハイアットは京都やハワイでも利用したことがあるので、親しみやすいです。通から見えるラウンジは人気のアフタヌーンティーセットを楽しむ若い女性達がちらほらで、席はゆったり余裕がありそうでした。

玄関を入って左奥が、ユニオンバーラウンジと言って、お茶やケーキ、サンドイッチがいただけます。モエエシャンドンが何本もワインクーラーのバケツに収まっているのを横目で眺めながら
席に案内されました。座りごこちの良いソファーで注文をしてから、おもむろに化粧室へと向かいました。フロントを横切って、レストランミラノグリルの少し前を曲がります。この行き帰りに勢揃いした、ホテルの従業員のお嬢さん達に丁重に挨拶されるので、なんとも気恥ずかしい思いをしました。
セレクトショップには横浜土産のお菓子も並んでいました。ミラノグリルは、その時間はしまっていて、ディナーの準備中でした。メニュー看板を見ると、コースが２５０００円です。へーと思いまして、後で調べたら、一番高い金額でその下のランクもありました。
おっととさんはロンネルフェルトの紅茶、私はイチゴのショートと珈琲でした。ケーキセットとしての料金は設定されていません。ケーキの注文はタブレットで売り切れ物はチェックが入っていて、残りを選びます。自分でタブレットを押さず、その場で店員さんに希望の品をげるシステムになっていました。

　　流石にケーキは丁寧な作りで美味しいです。珈琲はヨーロピアンタイプ。

散歩中にゆったりくつろげた気分でした。帰りは少し戻って、通沿いのシタディーンホテルの日本大通り駅直結のエレベーターで下って、MM線で帰りました。便利なロヶーションです。ハイアット横浜も贔屓にしたいです。外が見えるロビーも通行人が見えて、服装などから季節の移り変わりを感じる面白さもあります。