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東京五輪のお台場会場の水質汚染と“トイレ臭”問題も海外に波紋…「排泄物の中を泳ぐ」「大腸菌レベルが上昇」

2021-07-20 | 徒然なるままに

東京五輪のお台場会場の水質汚染と“トイレ臭”問題も海外に波紋…「排泄物の中を泳ぐ」「大腸菌レベルが上昇」(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)

「選手村」での新型コロナウイルス感染や猛暑問題など3日後に開会式を控えた東京五輪に次から次へと懸念すべき問題が浮上しているが、今度はトライアスロンやオープンウォータースイミングなどの会場となっている、お台場海浜公園の水質汚染問題が海外に波紋を広げている。  フォックススポーツ・オーストラリアのホームページは「排泄物のなかで泳ぐ。オリンピック会場で下水漏れの恐れ」という強烈な見出しで水質汚染と悪臭問題について報じている 「暑さもさることながら、オリンピックのオープンウォータースイミングやトライアスロンの選手たちが最も心配しているのは、東京湾の水質に懸念がある“臭い湾”だ。トライアスロンやオープンウォータースイミングの会場では、悪臭が報告されており、大腸菌のレベルが上昇していることが懸念されている」としている。  お台場海浜公園は、綺麗な砂浜の人工ビーチがあり、レインボーブリッジを眺める景観は最高だが、大雨が降ると、大量の未処理の下水道排水がここに流れこみ、強烈なトイレ臭を放つ。2019年にトライアスロンと、パラトライアスロン、オープンウオータースイミングのプレ大会が開催されたが、選手からは「臭い」とのクレームが続出。パラトライアスロンのスイムは基準以上の大腸菌が検出され中止になっていた。東京都は、水質を改善するために伊豆諸島の神津島の大量の砂を海中に投入し、大腸菌を防ぐためにポリエステル製のスクリーンを設置。洪水時の流出水を貯めるための新しい貯水タンクを設置して湾内に放出する前に処理できるようにした。様々な対策は講じてきたが大雨が降ると未処理水を放水せざるを得ないようで、根本的な解決にはなっていない。  記事では、それも踏まえて「東京では7月27日から大雨が予想されており、東京湾へ下水が流入する危険性が高まっている」と不安視している。ちなみにトライアスロンは26日から28日、31日に開催され、マラソンスイミングは8月4、5日に行われる。  オーストラリアのトライアスロンチームは1日に2回、自ら水質検査をし、対策を練っており「チームは独自の戦略を準備している」という。  ブルームバーグ誌もトライアスロンやオープンウォータースイミングの会場である東京湾の水質問題を報じており、ブルームバーグのレポートは、「it stinks (臭い)」というたった2つの言葉に、今回の問題を集約した。  同誌は「問題は単に湾内の水が臭うということではない。これは、東京都が合流式下水道を採用していることが原因だ。合流式下水道とは、雨水と汚水の排水を分離せずに合流させる方式である。ほとんどの場合、このシステムはうまく機能するが、しかし、東京は台風や洪水の影響を受けやすい地域であり、排水システムはすぐに負荷がかかる」と原因を分析。  東京都の水質改善の対策を紹介した上で「数週間前から不快な匂いを放っている」と、大会直前になっても改善されていない悪臭と、大会期間中の雨によってさらに状況が悪化することを懸念している。

 オリンピックをレポートする「アラウンド・ザ・リング」も12日付で大会組織委員会が、「海水中の大腸菌はオリンピック競技基準をクリアしている」と発表していることを報じている。同メディアによると、東京都は、水中スクリーンを1重から3重に増やして実験を行い、3重のスクリーンでは、大腸菌群の量を目標値の範囲内に抑えることができたという。だが、昨年7月から8月にかけて行われた3重スクリーン検査の不安要素についてこう指摘した。 「3重スクリーンを使用した場合、スクリーンエリア内での(大腸菌の)検査結果はすべて範囲内だったが、スクリーンエリア外では、検査期間中に発生した台風などの様々な要因により、設定した目標値を超える結果が12日間続いた」  つまり公式発表では3重スクリーンには、大腸菌流入を抑える効果があったとされているものの、大雨が降るとその効果が期待できないという不安が残っているという。  また英BBCでは、カヌーやボートなどが開催される東京湾で牡蠣の付着が問題になっていると報じた。  東京湾に新設された「海の森水上競技場」では、波の跳ね返りを防ぐためのフロート装置を設置しているが、これに大量の牡蠣が付着しているのが見つかったという。東京都はこの対策に128万ドル(約1億4000万円)をすでに費やしているとしている。  水質改善の時間はもう残されていない。「アスリートファースト」が声高に謡われている大会で、選手たちは「トイレ臭」と「大腸菌に汚染される恐怖」と戦いながら競技に挑まねばならなくなった。

コメントから

この問題って結局放置だったんだな。随分前から話題になってた気がするんですが…
結局、なし崩しにスタート、アスリート第一と言いながらオリンピック開催だけが目的だった大会だったか…

レインボーブリッジが映える様にと此処が開催地になったのは机の上で呑気に企画を練った結末。
大雨の後は下水も流れ込むからトイレ臭がするのは当たり前。
アサリを入れたり砂を入れたりと税金だからやりたい放題も効果無し。
スイムで結膜炎発生、バイクに乗る頃には口から入った海水が原因で下痢とかなったら本当の鉄人レースになってしまいますよJOCさん。
それとも開催前に橋本、森のペアで一度ここで泳いでみますか?
見映えにとらわれずトライアスロン実績のある神奈川県で開催すればまだマシだったと思いますね。

一般人の海水浴でも避けたいのに、あの臭いのする東京湾で死闘を繰り広げなくてはならない選手の方々を気の毒に思う。
近隣の県で、もっと綺麗な所はたくさんあるであろうに…

これは酷い。1年延期になって対策、もしくは会場変更の時間があったのに何もしてこなかった。
優秀だと思い込んでいた我々日本人が世界に赤っ恥を晒し、己の不甲斐なさに悶絶する時への秒読みが始まった。日本の組織力の低さに絶望を感じ得ない。これは残念ながら一般企業もそうなのでしょう。前々から日本は生産性の低さでは定評がありましたから。
今回のオリパラは日本人が否が応でも自らを見つめ直すいい機会になるでしょう。

日本には綺麗な海が沢山あるのに、なんであんなところでやるのか意味がわからない。しかも最初からこの問題はあったし、最初から多くの人が反対していたと思う。
たぶん妙な利権がからんでいるんだろうなぁ。
小池さんには説明責任がある。

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