http://saigaijyouhou.com/blog-entry-336.htmlから
【天変地異】欧州中央部の大洪水は過去100年で最悪クラス!各地で未だに水位上昇が続く!計13人死亡!ドイツは緊急支援を決定
今月に入ってから記録的な大雨と大洪水が発生した欧州中部ですが、6月5日になっても水位上昇が続いています。海外メディアの報道によると、欧州中部一帯の川が過去100年で記録的な水位に達し、冠水した地域でも水位が低下しない状況が継続中しているとのことです。(オーストリアでは2日間で二か月間の雨が降りました)
この大洪水に伴い、被災地を訪問したドイツのメルケル首相は1億ユーロ(約130億円)の緊急支援を実施することを表明しました。現地では現在も数万人単位で避難が行われており、今も緊張した状態が継続中です。
☆ドイツと欧州中部の洪水、水位上昇続く 13人死亡
URL http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323924104578526254174812028.html
引用:
洪水に見舞われているドイツと欧州中部で4日、地域一帯の川が過去100年で記録的な水位に達し、冠水した地域では水位の上昇が続いた。これまでに少なくとも13人が死亡、被害額は数十億ユーロに及ぶとみられている。
チェコの首都プラハ周辺地域の一部低地では4日、川の水位が最高レベルに達し、冠水した。一方ドイツではドレスデンから北部にかけて水位が引き続き上昇し、一部地域の被害は過去60年ほどで最悪と言われている。
ハンガリーとスロバキアもおおむね同様の状況。ドナウ川の水位は5日までにスロバキアの首都ブラチスラバで33フィート(約10メートル)前後と記録的水準に達する見込み。一方、ハンガリーの首都ブダペストでは現行水準からさらに10フィート近く上昇する見通しで、当局は議会建物に補強を施している。
現在までのところ洪水に関連してチェコで7人の死亡が確認され、オーストリアで2人の死亡が報じられている。またドイツでは少なくとも3人が死亡したほか、バイエルン州内務省によるとさらに2人が洪水に関連して死亡したものとみられている。また、地域一帯でさらに数人が依然行方不明の状態。地域の大部分で交通や輸送機関がストップし、学校が閉鎖され、低地に住む数千人が避難を余儀なくされている。
洪水による被害は、2002年に同地域を襲った洪水の被害を上回る可能性が出てきた。02年の洪水による被害額はドイツで推定118億ユーロ(約1兆5500億円)、オーストリアで推定30億ユーロ。
ドイツのメルケル首相は4日、最も深刻な被害に見舞われた地域の1つ、バイエルン州のパッサウをゼーホーファー州首相と共に視察した。メルケル首相は同地域向けの連邦緊急援助金としてとりあえず1億ユーロ拠出するとともに、必要に応じてさらに資金を供給することを約束した。
:引用終了
☆欧州チェコで撮影した洪水
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☆大学に水がなだれ込んだ瞬間<iframe src="http://www.youtube.com/embed/Cs6kWJtK2Uc" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
☆ドイツで大洪水
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↓現地画像
それにしても、降水量が凄まじいですね。先日に発生したロシアでの大雨も30分で1ヶ月分と凄いですが、今回のオーストリアもロシアに負けず、2日間で2ヶ月分の大雨と凄い量になっています。日本では豪雨のことを「バケツを引っ繰り返したような雨」と言いますが、欧州の雨を見ていると「湖を引っ繰り返したような超大雨」というように感じます・・・。
上記の映像や画像を見ると分かりますが、ドイツでは水が溢れすぎたため、市内に巨大な船が入っているのです。大型船が入れるほどの洪水って、もはや唖然とするしかありません。米国でもスーパーストームや記録的な山火事が発生していますが、明らかに2012年5月に発生した太陽の磁場転換以降、世界各地で災害の威力が強まっています。
☆カルフォニアの大規模山火事
URL http://www.theatlantic.com/infocus/2013/06/the-terrible-beauty-of-californias-powerhouse-fire/100527/