http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=314542から
11年春の原発事故と12年末の不正選挙はお上不信と秩序崩壊の危機感を生起させたが、この秩序崩壊の危機感は本能の最深部(適応本能=秩序化本能)を直撃する。人々はそこに、学歴信仰と資格身分によって構築されてきた序列社会の崩壊を嗅ぎ取った。そして、「いい生活、いい大学」に象徴される私権追求の活力が一気に終息すると共に、勉強離れが急速に進んでいった。
かくして、強制的な勉強圧力は無効となってしまった。今や「いい生活、いい大学」という言葉が作り出す勉強圧力は、子供たちのやる気を高めるどころか、子供たちの生きる意欲を喪わせる元凶となり、勉強圧力に基く詰め込み教育は子供たちを潰してゆく元凶となっている。
各地で教育革命が進行中
講義型の教える教育から、グループ追求を中心とする追求型教育への模索は類塾だけではなく各地で行われている。それは、勉強圧力が無効となった’13年から始まっており、すでにハーバード大や東大は追求力の育成を目指して追求型教育へと大きく舵を切ったし、都立の日比谷高校や西高や両国高、あるいは京都の堀川高校も追求型教育を実践してきた。
そして、遂に’16年入試において、これら追求型教育に転換した公立高校が東大・京大合格数を大きく伸ばす結果となった。高校入試でも生徒たちの自主追求グループの活動が活発だった類塾の教室は軒並み94%以上の極めて高い合格率を達成した。
これは、追求型教育が子供たちの意欲を再生するだけではなく、入試でも勝つことを実証したという意味で、画期的な出来事である。これは教育革命と呼ぶに値する。
こうして各地で詰め込み型の教える教育からグループ追求を中心とする追求型教育への移行=教育革命が進行中である。