甘酒が、麹で作ったほうは、血圧上昇をするホルモンを抑制して血管にいい、3,4時間昼食まで効果があるとかで、酒粕で作ったほうは、コラーゲンの生成を促して、一週間食べただけで一ヶ月効果があって、シワなどにいいと訊きました。
米麹は朝、酒粕は夜飲むのがいいとか。いろいろ身体にはいいようなので、作って食べようと思い、まず冷蔵庫にあった米麹を使って、炊飯器で甘酒を作ってみました。
お湯を麹の1から1.5倍くらいに、ご飯を炊いたのを入れて(入れなくてもいい。もち米の方がおいしい)、60度くらいで麹をバラバラにして入れて、炊飯器の保温で布巾を被せてふたを少し開けて8時間くらい。その後温めて発酵をストップさせて(発酵を止めないならそのまま)、殺菌した容器に入れて冷蔵庫へ。2週間くらいはいいようです。発酵が進むと、甘くなり、すっぱくもなってきます。
酒粕のほうは、板のはお湯に浸けて緩くしておくほうが溶けやすいですし、ばらばらのやどろっとした酒粕の方がいいのが多いし、作りやすいです。1から1.5倍のお湯で溶いて温める。砂糖や蜂蜜は好みで。アルコールは、沸騰させるとほぼ飛びますが、運転やお子様は注意。
温めて飲む。生姜を皮ごとすって入れると、美味しいし身体にいいです。
効果はたくさんありますが、摂り過ぎないように一日2~300cc程度がいいようです。
https://taking-a-stand.jp/amazake-how-to-sakekasu-5247から一部
米麹の甘酒の効能 美肌効果
酵素人間が一生のうちに作ることができる「潜在酵素」から「消化酵素」「代謝酵素」が作られます。食べ物から酵素を取ることで、消化に使う酵素を節約できますから、代謝酵素として使うことができ、肌の代謝もよくなり美肌につながります。
ビタミンB群
栄養の代謝に欠かせない成分のビタミンB群はデトックス効果も高く、老廃物をスムーズに排出します。
オリゴ糖・食物繊維
どちらも腸内環境を整え、便秘を改善することで肌の調子が良くなります。
コウジ酸
メラニンの生成を抑制する作用があるため、肌の美白効果が期待できます。
便秘改善効果
麹を発酵して作る甘酒には便秘改善効果があります。
甘酒に含まれる植物性乳酸菌は、胃酸や胆汁酸に強く、生きたまま小腸まで届きます。その際、甘酒に含まれるオリゴ糖は吸収されずに大腸まで届き、善玉菌のエサになります。
こうして増えた大腸の善玉菌は、酪酸を産生します。酪酸は、腸のぜん動運動(便を送り出す運動)を活発にしてさらなる便秘改善に役立ちます。
ダイエット効果 基礎代謝が上がる
麹から作られる甘酒に含まれるアルギニンなどのアミノ酸には基礎代謝を上げる作用があります。
甘いけれど太りにくい多糖類
麹甘酒の甘味は米のでんぷんが糖化されてできたブドウ糖に由来するものですが、糖質全体としては未分解のでんぷんや食物繊維も含んでいて、多糖類に分類されます。ブドウ糖や果糖などの単糖類やお砂糖などの二糖類は吸収されやすく余ると脂肪として体内に蓄積されますが、多糖類は消化に時間がかかるので吸収に時間がかかって太りにくい糖となります。
便秘改善でおなかスッキリ
脳の働きを活性化する
脳の栄養となるのはブドウ糖だけということはよく知られていますよね。麹甘酒に含まれるブドウ糖は時間をかけてゆっくりと吸収されるので、脳に栄養を送り続けて活性化することになります。
疲れにくくスタミナアップ
分岐鎖アミノ酸(BCAA)は運動中に筋肉中で代謝されるエネルギー源として利用される3種のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)の総称で、エネルギー源となるのと同時に、疲労物質である乳酸の発生を抑える役目も持っています。この分岐鎖アミノ酸すべてを含む麹甘酒を飲むことで、疲れにくくスタミナが持続するようになります。
必須アミノ酸で生き生き効果
麹甘酒は、人体で作ることのできない9種類の必須アミノ酸全てを含み、その他のアミノ酸も含むため「アミノ酸スコア」がとても高く、疲れにくい生き生きした体を作ることができます。
酒かす甘酒の美容効果
- 便秘改善効果
酒かすには、不溶性食物繊維が多く含まれるため、酒かす甘酒を毎日飲むことで、便秘改善効果もあります。
酒かす100gあたりの食物繊維量は、食物繊維が多いといわれるきのこ類や海藻類よりも多くなっています。
コレステロール値の低下
酒かすに含まれるレジスタントプロテインは、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを体外へ排出する効果があり、コレステロール値の低下に役立ちます。
- 腸内環境を整える
酒かすに多く含まれる不溶性食物繊維は、便の量を増やします。水溶性食物繊維と似た働きを持つレジスタントプロテインは、悪玉コレステロールなどの油分を吸着する働きがあるため大腸でこの油分が潤滑油のような働きとなり便の排出をスムーズにします。
便秘が解消された大腸は正常な働きを取り戻し、腸内環境が整っていきます。
- 肝臓を守る
酒かすには活性酸素の除去(抗酸化作用)を助けるペプチドが存在し、これが肝臓を強化すると考えられています。
今有力視されているのは、グルタミン、システイン、グリシンの3つのアミノ酸がつながってできたグルタチオンというペプチドで、肝臓に集まって強い抗酸化力を発揮することがわかっています。
- 血圧を下げる
腎臓から分泌されるレニンという物質がアンギオテンシンをつくって血圧を上昇させ、カリクレインという物質がキニンという物質をつくりこれが血圧を下げます。
腎臓はこの両者のバランスを取ることで血圧を調整しています。
アンギオテンシン変換酵素(ACE)は肺の血管内皮細胞にでき、アンギオテンシンの作用を強化してキニンの働きを低下させ、血圧上昇に強く働きかけます。
このアンギオテンシン変換酵素(ACE)の働きを阻害するペプチドが酒かす内に6種類発見されました(月桂冠総合研究所による)。
- 不眠、ストレス、免疫力に効果
ライオン研究開発本部、近畿大学、京都府立医科大学などの共同研究チームが、酒かすに含まれるS-アデノシルメチオニンという物質が睡眠調節に関与する中枢神経に作用することをつきとめました。
この成分がノンレム睡眠を増加させ、睡眠の質を向上させるといわれています。
睡眠の改善により、ストレスの軽減、免疫力アップが期待できます。