酵素作りには、白砂糖の方がエキスが抽出し易く、アルコール化、酢になったり、異常発酵しないので、黒砂糖でないほうがいいのですが、GMO遺伝子組み換えの原料が使われている可能性が高いです。コープでは、高いですが国産の砂糖が売られています。
ですが、白砂糖の製法は、塩酸など薬品をバンバン使いますので、これから作られる方は、材料1kgに北海道のてんさい糖1,1kg、米麹10gの割合で作ってみてください。
体にいいからと作ったのに、健康を害しては何にもなりませんから。
1gにつき4calですので、その辺は計算して飲みすぎないようにしてください。
手作り酵素の効果は、腸内細菌を増やす、体の抵抗力を強くする、新陳代謝を活発にする、お
肌つるつる、血液をキレイにする、老化を防ぎ細胞を若返らせる、体内の有害物質を分解、情
緒安定、お通じが良くなる。ミトコンドリアがたっぷり含まれている発酵食品です。
混ぜていればぶくぶくと泡が出ますが、泡が出てない=発酵していない訳ではないそうです。
夏は特に発酵しやすいので、発酵補助剤を入れなくても発酵します。梅だけの場合は楽です。
秋や春でも入れなくても出来るそうです。
実験したところ、てんさい糖だけで上手くできました。白砂糖が気になる方は、てんさい糖でやってみられたら如何でしょうか?
材料
梅1kgにつき、白砂糖1,1kgです。梅:砂糖 1:1,1この割合で増やしてください。
作り方
梅は、良く洗い(農薬除去の為には、洗ったのをボールに重曹を小さじ1溶かした中に、1分漬ける。そして洗う)、爪楊枝などで、へたを取る。
水気を取り、フォークで穴を空けるか、十字に切り込みを入れる、又は、種を挟んで両端を切るようにする。切った方が、砂糖に触れる面積が増え、種なども早くエキスが出やすい。
容器を熱湯消毒か焼酎などで消毒しておく。クエン酸で、プラスチックは溶け出し良くないので、梅を漬ける大きな陶器の壷かガラスが良い。
砂糖を敷き詰め、梅を入れ、砂糖を入れ、梅を入れを繰り返し、最後に砂糖を入れる。
発酵するので、蓋は、しっかりしない。
毎日、素手で掻き混ぜる。最初は、余りたくさん混ぜると、急激に発酵して早くアルコール化したりすることがあります。
朝、軽く水で洗って、綺麗なタオルで拭いた手で、50回程。1日2回ほど。
手についた液も、顔に暫く塗ってから洗うと、パックになって、お肌がつるつるしっとりになります。手もいつもよりしっとりに。
1週間~10日程度で、ざる、布巾などで漉す。1日とか暫くおくので、ビニール袋を被せるなどして、漉している間にほこりが入らないようにする。
容器が重いので、漉す時は、お玉などで少しずつすくって移す。
使うものは、全て熱湯消毒してください。
お米をかす用の下だけ穴のあいたボールがあるのですが、ざるなどですと、周りから液が漏れ出ますので、周りにプラスチックでできたまな板用の薄いのを2枚重ねるとか(それでも間から漏れる)、ビニール袋を下を切って下の容器の口の中に入れてざるを置き、流れて入るようにするとかすると良い。その場合、上はクリップなどでビニールをしっかり留める。工夫して、やってみてください。
保存は冷蔵庫が好ましいが、常温でも長期間保存できます。(5年とか)その季節に採れたものは、その季節に飲む方が良い。
好みで薄めて、召し上がれ。
残りのカスは、パックに、ジャムにしたり利用できます。
クエン酸効果もあって、新陳代謝が増します。
酵素の効果は、種類が多い方が増すので、他の果物も入れた、美味しい夏の梅酵素ジュースもお勧めです。
梅のほか、レモン、スモモ、早稲みかん、いちご、花梨、ぶどう等でも単品でも作れます。
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