幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

ミシンで凄い刺繍をする人を観た。日本の伝統職人も素晴らしい。

2013-02-15 | 

発送電分離についてやっていたので、モーニングバードのそもそも総研を観ていて、その続きで横振りミシンでする刺繍をやっていたのですが、それが見事なのです。

足のひざで刺繍の幅を決めながら刺繍するのですが、すごい速さです。

鉛筆でデッサンをしておいて、それを下書きなしでさーっと縫っていくのです。

デッサン力も並大抵ではありません。

失敗したら、生地に穴があいて使えないので、没になるのです。

トラなど素晴らしかったです。

色を重ねたりして、肖像画は100万以上するそうですが、皮膚の赤みも出るように、どこで10色も使っているかわかりませんでしたが、村山さんの長いまゆも見事に表現されていました。

カンサイさんや、ドン小西さんの衣装の刺繍をされたり、一面の複雑な大きい作品も見事です。

片目が見えなくなったそうですが、屏風を頼まれて、片目があるじゃないと遠近感が分からなくて失敗しながら、見事に完成させて、黄綬褒章を受けたり今日に至ります。

23才のお弟子さんにも、動物園に行ったりして指導して、後進の育成にもあたられています。

下書きなしで考えたのを、色の組み立てから全部頭の中で処理しながら、速いスピードで縫っていくのに、びっくりでした。

 

日本の伝統芸の番組で、発泡スチロールで本物そっくり(古めかしい木の梁、錆びた鉄板、赤いポストなど見事)に作る職人さんや、和菓子だけで、食品を本物そっくりに作る職人さん小ざくらや一精、木でミニチュアを作る職人さんの技にもびっくりでした。日本には、素晴らしい人達がいますね。

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