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狂犬病で入院中の男性が死亡 フィリピンで犬に噛まれる 愛知・豊橋市&狂犬病予防、コロナ禍で低調懸念 注射月間、年末まで延長

2020-06-16 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d038c727efdd3ab51de1acdd7deaaeb574a35b

フィリピンから入国し狂犬病を発症していた30代の外国籍の男性が、入院先の愛知県豊橋市の医療機関で13日に死亡しました。

 豊橋市によりますと、ことし2月にフィリピンから入国した静岡市に住む30代の外国籍の男性が狂犬病に感染し、13日未明に死亡しました。

 男性は、去年9月ごろ、フィリピンで犬に足首を噛まれた後、病院にかかっていませんでしたが、5月に入り脱水症状や腹痛、嘔吐などの症状が出たため、豊橋市の医療機関に入院していました。

 海外から帰国後に狂犬病を発症した例が国内で確認されたのは、14年ぶりです。

 2006年には、フィリピンから帰国したいずれも60代の男性2人が、狂犬病に感染し死亡。

 
厚労省によりますと、狂犬病は、犬などに噛まれ、傷口から侵入したウイルスにより脳や神経が侵されて、(発症した場合)ほぼ100%の確率で死に至りますが、通常、人から人への感染はないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc8f2f40499a22768d8a66ed5884bbff0fce04f狂犬病予防、コロナ禍で低調懸念 注射月間、年末まで延長 犬の飼い主に毎春義務付けられている狂犬病の予防注射が、コロナ禍で今年低調になるのでは―との不安が、関係者の間に広がっている。狂犬病予防法は4~6月を注射月間に定めるが、今春は多くの市町が集合注射を中止、飼い主側も外出を自粛した。状況を受けて国は11日付で注射期間を年末まで延長し、飼い主に実施するよう求めている。静岡県は今後、周知を急ぐ。

 市町が地区を巡回して行う集合注射は2018年度に約2万4千匹に行ったが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により4月に緊急事態宣言が発令され、静岡市は全域で、浜松市は天竜区の一部を除く全域で、3密回避のために中止した。多くの市町も同様の措置を取った。狂犬病臨床研究会の杉山和寿副会長(静岡市清水区、杉山獣医科院長)は「地元の動物病院が新たな受け皿になるはずだが、自分の病院だと実施数は例年並みにとどまり、予想していたほど増えていない」と警鐘を鳴らす。

 県内では約20万5千匹の犬が登録され、接種率は78・5%。世界保健機関(WHO)がガイドラインで定める「7割」は満たすものの、平成年間で80%を切るまで低下した。県獣医師会は「昭和30年代を最後に国内発生がなく、飼い主の危機感が低くなっているのでは」と指摘する。

 厚生労働省は16年の熊本地震でも同様の措置を取り、今回も飼い主に「やむを得ない事情」が消滅した後、速やかに注射するよう促した。杉山副会長は「感染が広がるとどれほど恐ろしいか。コロナ禍を経験したからこそ、1人ができる対策の重みを考えて」と呼び掛ける。

 5月にはフィリピンで犬にかまれた静岡市在住者が愛知県内の病院で発症したことが、国内で14年ぶりの事例として確認され、6月13日に死亡した。5月末にトイプードルの予防注射を済ませた同市駿河区の渡部亜衣子さん(41)は「ニュースを見て注射に来た。宣言期間中は散歩も控えていたので、動くのはこれからという飼い主さんは多いのかも」と話した。

 <メモ>狂犬病は、犬やコウモリ、猫など罹患(りかん)したほ乳類からかまれることでうつる。ウイルスは脳へと上行し、発症するとほぼ100%死に至る。犬は威嚇をせず、目の前にあるものに突然かみつく。小柄で頭部に近い部位をかまれやすい子どもが犠牲になることが多い。受傷した日からワクチンを打てば発症を予防する可能性が高まるため、海外などでかまれた際にはすぐに医療機関を受診すること。日本は1950年の狂犬病予防法制定から7年で撲滅したが、海外では発生が続く。インドネシアでは2008年にバリ島に持ち込まれた1匹の犬により野犬にまん延し、160人以上が死亡した。

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