https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000026-zdn_n-sci 次に終了するのは「Google+」……ではなさそうです
「Adobe Flash」や「iPod nano/shuffle」など、さながら「さようなら週間」のように様々なサービスや製品の終了が明らかになった先週。Googleは「Googleインスタント」の終了を発表しました。
Googleはこれまでも、役割を終えたと判断したサービスをわりとさっくり終了させたり、他のサービスに統合したりしてきました。有名なところでは、「Google Reader」とか「Google Talk」とか「Panoramio」とか「Picasa」とか「Nexus」(泣)とか。
Googleが“春の大掃除”でコミュニケーションツール関連を整理する。2005年スタートの「Google Talk」がついに終了する他、Android版ハングアウトのSMS機能削除、Gmail Labsの8つのサービス終了などだ。
Googleはハングアウトを企業向けコラボレーションツールと位置付けており、10日にはビデオ会議機能とメッセージング機能を「Hangouts Meet」と「Hangouts Chat」に分割すると発表した。
Gmail内の「Google Talk」が完全終了へ(6月26日)
2005年に誕生したメッセージングアプリGoogle Talkは2013年、同年誕生のハングアウトに取って代わられたが、Gmail内からのチャット機能として今でも残っている。これが、6月26日までにハングアウトに自動的に移行する。
まだGoogle Talkを使っているユーザーは今後、Google Talkを起動するとハングアウトへの移行を知らせるメッセージが表示されるようになる。
AndroidでGoogle Talkアプリをまだ使っている場合(Google Playストアからは2013年に削除された)、同日から利用できなくなり、ハングアウトのインストールを勧められる。
Google Talkアプリはメッセージングプロトコル「XMPP」をサポートしており、これでサードパーティーアプリとメッセージのやり取りが可能だ。今後もハングアウトとXMPP採用サービス間の1対1のチャットは可能だが、6月26日以降は他のサービスとのXMPPフェデレーションはサポートしなくなる。
一般ユーザー向けチャット/メッセージングアプリとしては「Duo」と「Allo」をリリースしており、ハングアウトからこれらにシフトしていくのかもしれない。
また、同社は「Androidメッセージ」をAndroidでのSMSアプリとして強化していくとしている。
Gmail Labsの多数のサービスが終了(4月24日)
以下のGmail Labs機能は終了する。
- 確認済み送信者を示す認証アイコン
- Google Voiceプレーヤー
- Picasaのプレビュー
- チャットの画像
- クイック リンク
- テキストを選択して引用
- スマートラベル
- Yelpのプレビュー
Googleは9日にGmail向けアドオンを発表しており、企業向けG SuiteユーザーはLabsに代わる様々なアドオンを享受できるようになる見込みだ。
Gmail内のGoogle+機能終了(4月24日)
GmailからGoogle+プロフィールにメールする機能と、Google+サークルを利用する機能が4月24日に使えなくなる。