やらなくて良かった。
美顔ローラーは「老けのもと」!? やってはいけない美容習慣
ダ・ヴィンチ電子ナビ 7月28日(日)7時20分配信
ここ数年、人気を博している美容グッズといえば、美顔ローラー。仕事の合間や入浴中など、ヒマさえあればコロコロしちゃう……という女性も多いのでは?
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しかし、この美顔ローラーが“やってはいけない美容の習慣”なのだという。
7月2日に発売された『やってはいけない老ける習慣』(勝田小百合/オレンジページ)によると、美顔ローラーによって「面の皮の厚い女」になってしまうらしい。というのも、皮膚というのは大きな刺激を与えると「対抗手段としてメラニンを発動したり、バリア機能を持つ角質層を厚くする」のだとか。そのせいで、シミやくすみができたり、肌がごわついてしまうという。肌に刺激を与えること自体が問題なのだから、化粧水をパッティングしたり、拭き取り式のクレンジングも同様にNG。これらが「シミやシワの原因」になるのだとか……!
「ということは、美顔マッサージもダメなの?」と疑問に思ったあなた、そう、その通り。ただ、マッサージには血流を良くし、肌をイキイキさせる効果もあるので、マッサージを行うとしたら「週に2回程度、小鳥や赤ちゃんをなでるくらいのタッチで行うのがベスト」だそうだ。
本書はこのほかにも、これまで美容にイイとされてきた習慣に切り込んでいる。たとえば、日差しが強いこの季節に欠かせない日焼け止め。効果を期待して、ついついSPF値が高いものを選びがちだが、これも“肌への負担”がかかってしまうらしい。しかも「SPF10でも約90%の紫外線防御率があり、それ以上SPF値を上げてもさほど防御率は変わらないそう」というではないか。普段のおでかけ程度ならSPF10~15くらいのもの、炎天下のリゾートなら紫外線リスクを考えてSPF高めのものを……と、使い分けることが大事なようだ。
さらに、「胸を張ってハイヒールで歩く」という“かっこいい姿勢”も、じつは老ける姿勢。胸を張ると“反り腰”になってしまうが、これでは背筋ばかりを使ってしまい、腹筋が弱くなって“ぽっこりおなか”に。全体重を腰で支えるせいで腰痛にもととなり、さらにはおしりの筋肉を使わないので垂れ尻に……。とくにハイヒールで歩くことは、骨盤がゆがんだり、歩幅が狭くなるせいでカロリー消費量が減少するなど、「アンチエイジングの点においては、かなり問題」。理想的な腰の反りは「手のひら一枚分くらい」とのことなので、峰不二子を気取ってハイヒールに腰を反らせて歩くのは、ここぞというときだけに留めよう。
(ダ・ヴィンチ電子ナビより)