https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-43297311-bbc-int
2018年の米アカデミー賞授賞式は後世、「インクルージョン・ライダー」(包摂条項)という言葉が一般的な用語となったきっかけとして記憶されるのかもしれない。
4日に映画「スリー・ビルボード」で主演女優賞を受賞したフランセス・マクドーマンド氏は受賞スピーチの最後に、「今晩言い残したい単語は2つ」と強調した。「inclusion rider」というその用語は、 俳優が出演契約を結ぶ際に付帯条項(rider)の追加を要求し、職場の包摂性(inclusion)を確保しようというものだ。
「(この言葉は)俳優が、作品のキャストとスタッフの人種・性別などの構成を少なくとも50%は多様なものにするよう、要求できることを指します」とマクドーマンド氏はスピーチ後に舞台裏で説明した。