幸せの深呼吸

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ツイートから12月20日の1 ファイザーワクチンでアナフィラキシー5件&日本もワクチン接種予定&南アフリカで新たな変異株 他

2020-12-20 | 医療、健康

届きました。感染制御学がご専門の愛知県立大学【清水宣明】教授が院内の中央空調の再循環ダンパを閉じる事が必要と指摘。1月20日のテレビ番組で新型コロナの空気感染と発症前の感染性を警告された本物の専門家です。#病院のAHU全国一斉点検を公費で #AHUのダンパを閉じろ #外気導入 #院内感染を防げ

1)感染症の専門家が緊急警鐘!
病院(マル危)空調!
院内空気「再循環で医療崩壊が進む」

「旭川は人口33万強の土地。そんな場所なのに、吉田病院と旭川厚生病院で同時期に国内最大規模のクラスターが発生するのは想定外でした」
 市立旭川病院の院内感染対策チーム責任者である柿木康孝先生は、

今回、旭川で頻発した「院内クラスター」。その背景には、温度や湿度だけでなく「エアロゾル感染」も影響しているのではと指摘するのは、感染制御学を専門とする、愛知県立大学の清水宣明教授だ。
「クラスターの発生が止まりません。これが第3波の特徴です。その理由を理解しないと、医療崩壊が進んでしまいます。
 エアロゾル感染、つまりウイルスが漂った空気を吸い込んで感染するということを政府はハッキリとは認めたがりません。
 しかし、専門家会議は2月の段階でエアロゾル感染の可能性を認識していたようです。議事録にも〝N95(防護マスク)が足りない。空気感染があると言うと病院や一般の人を混乱させる〞といった趣旨の記録が残っています。
 厚労省も9月の『新型コロナウイルス感染症 診療の手引き第3版』でエアロゾル感染について〝さりげなく〞触れています」
 病院でも、ウイルスの漂う空気を吸った感染者が増えている可能性が高いという。
「今回のクラスターは、飛沫や接触だけではとても説明できない。エアロゾル感染で起きていると思います。旭川の病院でまず必要なのは、院内の中央空調の〝再循環ダンパ(風量調整装置)〞を閉じることではないでしょうか」
 つまり、〝暖房効率を上げるために室内の空気を再循環させるシステム〞が、感染拡大の要因になりうるというのだ。
 あの客船ダイヤモンド・プリンセス号の大規模感染も同様だったのではと、清水教授は続ける。
「船内の空調は、中央ですべての冷暖房をコントロールする仕組みで、3割は新鮮な外気、7割は古い空気を再循環させるものでした。この7割にウイルスを含むエアロゾルが乗ると、再循環によってどんどんウイルスが蓄積され濃くなってしまいます。患者数が急増した船内では結局、途中からダンパを閉じたといいますが、〝時すでに遅し〞だったのでしょう」

これからますます寒くなりますし、病院では特に窓を開けることも難しい。燃料費はかかりますが、再循環を絞って外気の比率を上げるなど、〝空気感染する〞という常識を常に持って、対策すべきです。

「働かない働き蟻」の存在は有名だけれど、「産卵もする働かない働き蟻」の存在、その卵への対処、その卵から生まれた蟻の資質等、なかなかに興味深い記事。
 https://toyokeizai.net/articles/amp/394734?page=2
 https://toyokeizai.net/articles/amp/394734?__twitter_impression=true

1) イギリスで拡大しつつある変異株N501Y
2) ファイザーのワクチンでアナフィラキシー様反応5件
3) 日本もワクチン接種にむけ本格始動
4) グアムが島民の11%感染で医療崩壊寸前
5) 南アフリカで新たな変異株501.v2
6) スウェーデンもマスク推奨に方針転換
7) 米国:FDAがモデルナのワクチンにEUA発行
8) 欧州各国がロックダウンへ:スイス22日、イタリアは24日、オーストリア26日から

●イギリスで拡大している変異株N501Y
→正確には17カ所の共通変異を持つ変異株でVUI-202012/01という名称がついているようです。
臨床的にはその変異の中のRBD領域N501Y変異が重要となります。
ここが感染力やワクチン免疫からescapeに関連しうるからです。
現時点では感染力増強に感染している可能性は完全には否定できていないようです。
病原性(重篤化率)には疫学的にみて変化はなさそうと。
Covid-19: New coronavirus variant is identified in UK
https://t.co/lP7trP29IC?amp=1

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(変異株について分かっていること)
・17カ所の変異で定義されており、VUI-202012/01と名付けられている。
・変異のうち最も重要なものは、spike proteinのACE2結合部位に相当するN501Y変異である。この部分の変異は理論的にはウイルスの感染力を増強する可能性がある。
(変異はどのような経緯で見つかったか)
・ Covid-19 Genomics UK (COG-UK) consortiumが発見した。彼らはイギリスで検出されるサンプルからランダムにウイルスの遺伝子解析を行っている。4つの公的機関、Wellcome Sanger研究所、12の学術機関が連携して業務を行っている。

・この機関は2020年4月に設立され、これまでに14万人分のウイルスの遺伝子配列を調べてきた。
本データにより、アウトブレイクの追跡、変異ウイルスの同定、週報の発行を行っている(https://cogconsortium.uk/data/)。
(それはどれくらい広がっているのか?)
・12月13日以来、イギリスの60近くの自治体から1108例が確認されている。主にイングランド南東部で多いが、最近やウェールズやスコットランドでも検出されている。
・この変異は9月下旬に見つかり、現在ではノーフォーク州で10%、エセックス州で10%、サフォーク州で3%を占めるまでになった。海外から輸入された事を示唆するデータはない。英国内で発生した可能性が高い。

(感染力は強いのか?)
・Matt Hancock氏は12月14日に下院で、この変異株がイングランド南東部での症例増加と「関連している可能性がある」と述べた。しかし、これは増加の原因になっていると言っているわけではない。
・この変異株はCOVID-19の増加率が高い地域で良く見られている。相関関係はあるが、これだけで因果関係があるとはまだ言えない。変異株の顕著の増加は懸念すべき事であり、早急な研究が必要である。

(これは予想された変異か?)
・SARS-CoV-2はRNAウイルスであり、複製に伴い突然変異が自然に生じる。すでに何千もの変異が確認されており、ウイルスの性質を変化させる可能性がある重要な変異はごく少数に過ぎない。COG-UKによるとspike proteinには現在約4000の変異が起こっている。

(この変異株はより危険なものか?)
・まだ何もわかっていない。感染力を強くする変異だとしても、それがより危険なウイルスになるというわけでもない。例えば、D614変異株はウイルスの感染力を高めたと考えられており、イギリスで現在流行している株であるが、重症化しやすいという事はなさそうである
・イングランド公衆衛生局の研究室で、この変異株が重症度に関連するかどうかの研究を行っているところである。ただし、変異株はすでに地理的に広範囲で検出されているにも関わらず、これが重症化率を高めているという証拠は今のところない。

(ワクチンへの影響は?)
・ワクチンはspike proteinの多くの領域に対する抗体産生を誘導するので、単一部分の変化でワクチンの効果が低下する事は考えにくい。
・時間の経過とともにより多くの変異が蓄積すると、ワクチンの変更が必要になるかもしれない。SARS-CoV-2はインフルエンザよりは変異が遅く、現時点で有効性が証明されたワクチンは、いずれも必要に応じてその変異に簡単に対応できる。
・この変異がワクチンや既感染者の免疫を回避するという証拠はない。しかし、ワクチン失敗例や再感染例などが出てきた場合には、これらの症例のウイルスの遺伝子配列解析を最優先で行う事になるだろう。
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●ファイザーのワクチンでアナフィラキシー様反応5件
→アナフィラキシー様反応が5件は明らかに多すぎで、これは恐らくはワクチン特有の有害事象でしょう。
ファイザー社のものに特有なのか、あるいはモデルナのワクチンでも出現するのか?

現時点でFDAはポリエチレングリコールが怪しいとにらんでいるようで、これは両者のワクチンに含まれているようです。
米、新型コロナワクチン接種後にアレルギー反応5件
https://www.sanspo.com/geino/news/20201219/sot20121912080002-n1.html

●日本の状況
→東京都の推移
東京 新型コロナ 736人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201219/k10012773051000.html
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都内で新たに736人が新型コロナウイルスに感染していることを確認
都の基準で集計したきょう時点の重症の患者は18日より4人減って62人
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本日の全国の感染数・推移
神奈川315人、大阪311人、愛知230人、埼玉人
福岡134人、北海道132人、千葉128人、兵庫127人
京都81人、広島79人、岡山60人、宮城47人、岐阜36人、群馬30人、静岡30人
12月19日 新たに確認された感染者数

 

日本もワクチン接種に向け本格始動しました。 非常に遅れていると思っていましたが、私の認識不足でした。 良く頑張っていると思います。 全員が接種希望とはならないはずですから、ファイザーとモデルナでほぼ全需要分のワクチンは供給可能でしょう。

感染源となってはいけない医療従事者分、重症化リスクのある高齢者分は年度内で接種完了を目指しています。 これが実現すれば状況は激変するかと。 初めに医療者1万人接種、高齢者の接種体制は3月に…工程表案 https://yomiuri.co.jp/medical/20201219-OYT1T50090/?from=mh

画像

→グアムが島民の11%感染で医療崩壊寸前
8月14日からステイホーム令が出るも効果は限定的。
それでも休職や解雇の影響で、島民から経済再生を優先して欲しいという声があると。
グアムと沖縄と状況の類似点は多いと思います。
参考にすべき情報はここにあるはずかと。
https://t.co/G8hi0FBPnT?amp=1

→南アフリカで新たな変異株501.v2
詳細は記事内にはありません。
感染力に関連している可能性を推定しているなら、RBD領域の変異なのかもしれません。
南アフリカ、新型コロナの変異種検出 感染スピード速い恐れ
https://t.co/lXpTJsWxGU?amp=1

→スウェーデンもマスク推奨に方針転換
とはいえ、やっと世界がやっている当たり前のレベルになっただけです。
世界はマスク義務化でも流行を収束できていないのが現実です。
スウェーデンがこれでOKと勘違いすると、まだ感染拡大は続くでしょう
https://t.co/EMheqIG3p3?amp=1

→米国:FDAがモデルナのワクチンにEUA発行
これに伴い出荷作業の準備が始まり、来週には接種が始まります。
保存条件はマイナス20度ですので、これなら多くの医療機関で対応可能な条件でしょう。
流通はファイザーよりはスムーズにいくかと。
https://t.co/aCcA0IhN3j?amp=1

→イタリアが24日から事実上のロックダウンです。
全土で一部の例外を除き、市町村間の移動が禁止、飲食店の店内営業禁止。
オーストリアも26日からロックダウン。
スイスは22日から全土で飲食店営業禁止。
イタリア、年末年始の外出禁止 欧州コロナ封じ込め苦慮
https://t.co/DvXqBjTgO3?amp=1


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