https://mainichi.jp/articles/20220219/k00/00m/030/081000c
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バイデン大統領は18日に声明を出し、「(大統領令と強制収容は)米国史の最も恥ずべき出来事の一つ。人種差別や外国人恐怖症の悲惨な帰結を想起させる」と強調した上で、「取り返しのつかない被害を受けた日系人に対する連邦政府の公式謝罪を再確認する」と表明。「Nidoto Nai Yoni(二度とないように)」と日本語でも訴えた。
また、米スミソニアン協会が主催し、日系人強制収容の歴史を伝えるオンラインイベントのオープニングプログラムが18日にあった。西部ワイオミング州のハートマウンテン収容所に入れられた経験を持つ日系2世のノーマン・ミネタ元運輸長官(90)が「80年前、私は米国民なのに政府から米国民と見なされなかった。当時何があったのかにしっかり目を向け、同じことが二度と起きないよう未来に向かっていかなければならない」とスピーチ。冨田浩司駐米大使も出演し、「日系人の(強制収容と政府に補償を求めた運動の)経験は米国にとって重要だが、残念ながら今の日本ではあまり知られていない。米日で理解を広めるためにもっとできることがある」と語った
米国では2月19日は「Day of Remembrance(追憶の日)」と呼ばれる。節目の今年はこの日以降、関連イベントがオンラインを含め各地で開かれる