目が見えないのに、素晴らしい演奏で人々を魅了している辻井信行さん。
オリジナル曲を聴きましたが、彼の内面から出てくる素直で清らかな音楽。
彼の純粋な性格の良さがそのまま音に出ている。
八ヶ岳のコンサートでは、ブラボーと長いアンコールが続いた。
思わず目頭が熱くなるような。
性格が明るくて良さそうで、かわいいし、応援したくなる。
音楽が本当に好きという感じで。
指揮者の井上氏が、強いところもあるからいいと言っていた。
アンコールの曲長かったから、今度は短くしようか?と言ったら、そうはしなかったそうで。
指揮者の井上氏は、小さいころ学校でオーケストラを聴きに行った時に、かっこよく指揮していて、よく覚えている。
小さい頃の経験というものは、貴重だと思う。
小さい時から、お母さんが彼の目となり一緒に愛情深く接していたのも良かったし、指導者にも恵まれた。
カーネギーの人が彼の演奏を聴いて、すぐにオファーしたという大ホールでの巨匠達に混じってのコンサート。凄く名誉なことだ。彼も辻井さんを、絶賛していた。
巨匠のバン・クライバーンも絶賛!
緊張したと言っていたけれど、早く引きたいという緊張だったようで。
展覧会の絵は、新曲で取り組む時に、自分のものにするのに苦労していたのを観たことがあるけれど、それも演奏していた。
マストのインプロビぜーションとフーガとか、複雑な現代音楽をよく覚えるなぁ。
忙しい中で、よく新しい曲を覚えるなぁと思う。
お客さんも総立ち。
カーネギーのアンコールは、被災地に向けた曲だった。これをどうしても演奏したかったようで、汗かと思ったら、涙だった。ポトポトと。
こちらまで、泣けてきた。感激したと言っていた。
思わずこちらも拍手してしまう。
その後,ヨーロッパ中を演奏で廻ったようで、世界中に感動を届けている。
彼は、この世に使わされた音楽の天使。
日本の、世界の宝。
まだまだ成長して素晴らしい音楽を届けてくれるでしょう。
今日13時から、違う彼の番組があるよ。サンクトぺテルブルグのチャイコフスキー音楽祭の。