特急脱線、36人死亡か 台湾東部・花蓮県(時事通信) - Yahoo!ニュース
台湾東部・花蓮県で2日午前9時30分(日本時間同10時30分)ごろ、台湾鉄道管理局が運行する特急列車が脱線した。 一部の車両は大破しており、鉄道当局によると、心肺停止は少なくとも36人に上った。60人以上の負傷者が病院に運ばれた。 脱線した特急列車「タロコ号」は8両編成で、乗客は約350人。台北郊外の樹林から東部・台東に向かっている途中だった。地元メディアによると、線路脇に止まっていた作業車が動きだし、列車に激突した。乗客約60人は列車の外に出たが、車両の一部はトンネル内に突っ込んでおり、救助が難航している。 台湾は2日から4連休で、タロコ号は帰省客や観光客で満席の状態だったとみられる。台湾では2018年10月にも、特急列車「プユマ号」が脱線し18人が死亡、291人が重軽傷を負った。