https://news.yahoo.co.jp/articles/eecac76b375f6d87eccceba7629adf01d0415556
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砂浜から黒い炭のかけらを拾い上げる動画も公開。「砂浜に捨てられたバーベキューの炭。こうしてぼろぼろに細かくなりながらも、ずっとこのまま残ってしまうんです!」と実情を訴えました。 「コロナ禍以降、非常に増えました」 同財団の担当者に話を聞きました。 ──炭の放置はいつ頃から増えましたか。 「炭に限らず、海岸のバーベキューごみの放置は以前からありました。しかしコロナ禍で海岸でのバーベキューが近場でなおかつ屋外のレジャーとして人気になり、バーベキューごみはこの2年でとても増えました。それに伴い、海岸に捨てられたり、埋められたりする炭も非常に増えました」 ──財団で炭の処理を。 「当財団では拾えるものは全て拾っていますが、細かくなってしまったものは全て回収できないのが現状です。ですので、細かな黒いカスが砂浜に増えていってしまうのがとても残念です」 ──Twitterに投稿した理由は。 「まずこうした現状を多くの方に知っていただきたくSNSに投稿しました。炭を埋めていく人の中には、炭が分解されて自然に還るものと誤解している人もいると思います。きちんとした知識がないと変わらないと思ったからです」 ──今後の願いは。 「今、マイクロプラスチックなどの海洋プラは、自然に還らないので捨ててはいけないし、回収しなくてはいけないという認識が広くあると思いますが、実は炭もプラも同じなのだということを知っていただければ、きちんと処理する方も増えるのではないかと思います。海岸はゴミ箱ではありません。ルール等で規制されてしまう前に、バーベキューを楽しみたい人自身が、楽しむ場を守る意識と行動が必要だと思います」略