シクレソニド、有効性示されず 軽症患者分析、肺炎悪化の恐れ(共同通信) - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルス感染症の治療薬候補として期待されていた気管支ぜんそく治療薬で吸入ステロイドの「シクレソニド(商品名オルベスコ)」について、国立国際医療研究センターは23日、軽症患者を対象とした臨床研究で有効性は示されなかったと発表した。結果からは肺炎を悪化させる恐れがみられ、使用は推奨できないとしている。 臨床研究は全国の21医療機関で軽症患者約90人を対象に実施。解熱鎮痛剤の投与などの対症療法だけを行った場合に比べ、シクレソニドを投与した患者は肺炎が悪化する傾向がみられた。
コメントから
この国立国際医療研究センターってやたら
レムデシビル押しだけど、ここでの治療が
新型コロナ治療のスタンダードになるのは
疑問ですね。
レムデシビルを使用しているのはアメリカと日本だけですよね。
一時、良いというふれこみ!!で市場から事実上消えてしまったが、やはり残念ながら“イソジンによるうがいがSARS-CoV-2(新型コロナ)感染症に効く”のレベルに終わってしまった。作用機序から考えると感染の初期というよりウィルスによる炎症のドミノ倒しが起きている状態にクサビを打ち込むのがステロイドの役割と考えます。やはり初期のウィルスが増える時期に(イコール軽症とはならないでしょうが)使うと免疫抑制作用の悪い部分が出てウィルス増殖に働いてしまうのでしょう。予想の範疇ではあるかもしれません。雨後のタケノコのように「この薬が良い!」と大した検証もせずに報道が飛びつき国民を煽り、期待→落胆の繰り返し。ある意味、ちゃんとした前向き研究をして不要な薬は除外していく必要があると痛感する。
軽症患者にステロイドを投与して免疫力を下げてどうする。サイトカインストーム防止に役立つわけだから、投与はもっと重篤化してからだろう。そしてこの治験のえっ化は公表されたのかな?二重盲検だったのかな?アビガンではそういう意見がたくさん出たそうだけど。使用を認めない、責任を回避できる方向の判断は速いこと。
これってMERSウイルスに対する抗ウイルス作用があるとされた4つのうちの一つかな。当初はあのときの情報でどっかの病院で使われて効果があったと沸き立ったが、吸入のためかほとんど誰も追随しなくてどうなったのかと思っていたが。アビガンもあのときの4つの一つだった。
上気道の炎症(防御反応)を抑えると、下気道(肺)までウィルスの侵入が容易になったという理屈通りではあるが、何でも「抗炎症」すればいいってわけじゃないことが、世に知らしめられてよかったのでは。ただ、これいっとくか~みたいな医師も実際いるし、自分でもできる限り勉強して拒否権行使もした方がいい。
そもそも慢性的に気道の炎症おこしてる気管支喘息患者が
気道閉じないように予防のために毎日使ってる吸入薬が
何でコロナ肺炎に効くとか言い出したかっていうと、
喘息では呼吸器科ではパルミコート(ブデソニド)推奨で、
色々やらかしてきた帝人が自社株上げるために
コロナにはオスベルコ(シクレソニド)って流れだったよね。
確かに一時株価は上がったみたいだけど。
軽症者や感染初期にステロイド(シクレソニド)で免疫抑えようとする思考回路が分からない
中等症以上で酸素飽和度下がってくるような感染者向けだろう
その治験をデザインした医療者の知識を疑う
ああ、でもこれでオルベスコ手に入りやすくなると良い。
今まで喘息でこの薬に変わったら、小さめの含有量で回数が多いのが手に入らなくて困っていた。