昨日、平和の何とかという番組を観ていたら、突然、速報が入ってきてびっくりしたのですが。
6000発で観客11万人と多く、相当大きな大会だと思いました。
照明などに使う、発電機をつけたまま、ガソリンを入れようとして、その火花が、プロパンガスがホースなのか継ぎ目なのかから漏れて下に溜まっていて、引火爆発したのではないかとやっていた。
どこでも起こりそうで、怖いですね。
重症の人達が何とか回復されるといいのですが。
発電機のガソリンに引火、作動させたまま注入か＝屋台店主聴取へ―京都花火大会爆発
時事通信 8月16日(金)10時8分配信
京都府福知山市の花火大会会場の屋台が爆発し多数の見物客らが重軽傷を負った事故で、火元とみられる屋台の店主が発電機を作動させたままガソリンを投入し、引火した疑いのあることが16日、京都府警捜査1課への取材で分かった。同課と福知山署は同日午前、詳しい事故原因を調べるため、同市消防本部と合同で現場を実況見分した。店主も負傷し治療を受けており、回復を待って、業務上過失致傷容疑を視野に事情を聴く方針。
府警は同日午前9時半ごろから約35人態勢で実況見分を始めた。屋台3店舗のうち、ベビーカステラの屋台が最も激しく燃え、骨組みもほとんど焼け落ちていた。
当初ガスボンベに引火して爆発したとみられていたが、目撃情報から、発電機を作動させたまま携行缶からガソリンを投入しようとしたため引火、爆発したとみられることが判明した。
実家に帰省していた東京都羽村市の女性（37）は家族と訪れ、数メートル離れた場所で事故の瞬間を目撃。「シューという音がしたので振り返ると、屋台の近くで男性が赤い缶を必死に手で押さえていた。液体か何かが吹き出していて、すぐに爆発が起きた」と証言した。
炎は屋台を一気に包み、また爆発が起きた。周囲はパニック状態になり、女性は「目の前で火だるまになった人が倒れ、周囲で『消せ、消せ』という叫びが聞こえた。男の子もズボンに火が付き、坂を駆け上がっていた」と振り返った。
事故は15日午後7時半ごろに発生。府警によると、男女計60人が病院に搬送され、うち18人が重傷で、全身やけどを負った男児（10）が集中治療室で治療を受けるなど、3人の症状が極めて重いという。
「熱い、熱い」泣き叫ぶ男児 現場ではトリアージも 福知山の花火会場
産経新聞 8月15日(木)23時46分配信
花火大会の会場となった由良川河川敷であった爆発事故の現場（奥）には、来場者の携帯がおかれていた＝１５日午後１０時２１分、京都府福知山市（山田哲司撮影）（写真：産経新聞）
「熱い、熱い」。花火大会の会場に、子供の悲鳴が響いた。京都府福知山市の花火大会会場で１５日起きた爆発事故。目撃者によると、火柱は６、７メートルの高さにまで上がり、多くの人がやけどを負った。花火大会を楽しみにしていた住民たちは、「こんなことは初めて」と事故の惨状に目を疑った。
【フォト】 屋台のプロパンガスが爆発した事故現場
現場近くで商店を営む男性（６２）によると、爆発音が聞こえたのは花火大会が始まる直前の１５日午後７時２５分ごろ。「ボンという音とともに黒い煙が上がった」と話す。
大会が始まる前触れの花火かと思い待っていたが、２度目に小さい音がした後、悲鳴が聞こえたのを聞いて、「何か大変なことが起こった」と直感した。商店前の道路は歩行者天国となり、当時は大変な人出だったが、爆発音から数分後には手足にやけどを負った人が集まり始め、駆けつけた救急隊員らが治療の優先順位をつけるトリアージを始めた。
花火大会に訪れていた近くに住む会社員も午後７時半ごろ、「ボンッ」という爆発音を聞いた。直後に６、７メートルの火柱が上がり、数分後にもう一度、２、３メートルの炎が立ち上るのが見えたという。
やけどの重い人はぐったりして動かない様子で、担架で救急車に乗せられ搬送されていったが、周辺に残された人も多く、近隣住民らが少しでも痛みを和らげようと、自宅から氷水を持ち出し、手当を行った。
男性もポリ袋に氷水を入れ、５～６歳の男児の足を懸命に冷やしたが、男児は「熱い熱い」と泣き叫んでいた。
男性は「長い間花火大会をみているが、こういった事故は初めて。楽しみにしている人も多かっただろうに、こんなことになって残念だ」と声を落とした。
京都・福知山で露店爆発 花火見物客ら１９人が全身やけどの重傷
スポニチアネックス 8月16日(金)7時0分配信
１５日午後７時半ごろ、京都府福知山市の由良川河川敷で、第７２回ドッコイセ福知山花火大会の開始直前に露店で爆発が起こった。福知山市消防本部によると少なくとも５９人が病院に搬送され、うち重篤状態の１０歳の男児を含む１９人が全身やけどの重傷という。現場は火が燃え移った浴衣姿の女性が逃げ惑うなど、一時、パニック状態に陥った。見物客によると爆発は２度起こったという。
花火の打ち上げが始まる直前の午後７時２５分ごろ、約３５０の露店が軒を連ねる一角で「ドーン！」と爆発音がした。その直後、爆発音近くの露店が炎上。火は周囲の２店に燃え移った。「キャーッ！」「熱い！」と悲鳴が上がり、体から炎を立ち上らせたまま逃げ惑う浴衣姿の女性らで現場はパニック状態に。服が焼けてなくなり、肌が真っ赤になった子どももおり、見物客らが、近くの露店から運んだ氷で体を冷やした。
数分後、けたたましいサイレンとともに救急車両が到着。担架に乗せられた子どもや女性らを、救急隊員らが「頑張れよ」と声をかけながら病院に搬送した。骨組みだけになった露店の周囲には、見物客が敷いた青いビニールシートや、サンダルなどが散乱。搬送者５８人のうち、１０数人が子どもという。
花火大会を主管する福知山商工会議所によると、爆発があった現場は、花火の打ち上げ場所と川を挟んだ向かい側にあるメーン会場。花火が最もよく見える“特等席”で、当時、大混雑。見物客によると爆発は２度あった。最初の爆発があった露店の近くに居た見物客によると、ある露天商が発電機に燃料を入れようとしたところ、爆発が起こったという。
「消火活動を行います。落ち着いて行動してください」のアナウンスが流れる中、再び爆発音。発電機から出た火が、両サイドの露店のプロパンガスに燃え移り、爆発した可能性がある。
花火大会のオフィシャルサイトによると、福知山花火大会は１時間半にわたり６０００発の花火が打ち上げられる予定だった。昨年は来場者が約１１万人だった。爆発事故で大会は中止となった。
【花火大会主な事故】
▼０１・７ 兵庫県明石市で花火大会会場と駅を結ぶ歩道橋内で、大勢の見物客が押し寄せ将棋倒しに。子どもを含む１１人が死亡、２４７人が負傷
▼０２・８ 北海道「勝毎花火大会」で打ち上げられた２尺玉の破片が観客席に落下。直撃を受けた小３女児が死亡
▼１３・８・１０ 大阪・淀川河川敷の花火大会を、川から見学していたプレジャーボート２隻が衝突。乗っていた女性３人が頭を打つなどの軽傷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130816-00000009-jij-soci
服溶けた患者多数、衝撃物語る＝病院が会見―花火大会爆発
時事通信 8月16日(金)5時19分配信
京都府福知山市の花火大会爆発事故で、45人の患者を受け入れた福知山市民病院（香川恵造院長）が16日未明、記者会見し、治療の陣頭指揮に当たった北川昌洋・地域救命救急センター長が「爆風で服が溶けた人が結構いた。髪の毛も焦げ、相当な衝撃だったと思う」と振り返った。
同病院には、事故直後から最も多い45人の負傷者が運び込まれ、午前0時ごろまで約30人の医師が初期治療に当たった。うち重傷者は8～85歳の16人に上り、他の病院にも転送された。
北川センター長は「見れば爆発があったと分かった。服も一部が燃えたり溶けたりしていた」と語り、全身やけどで重篤な状態に陥っている成人患者もいることを明らかにした。
・[映像]花火大会爆発事故で実況見分 福知山市 - 「ガス抜きをしないで（燃料缶の）蓋を開けたら、ガソリンがガスになって噴出して、それが屋台の火に引火した」。日本テレビ系（NNN）(8月16日)
・[映像]花火大会で露店爆発、警察が実況見分 - 「出るところも見ている、燃料が。噴水みたいに飛び出た。機械が動いてるのにタンクのふたを開けるから。機械を止めて燃料を入れたらいいものなんです、普通は」。TBS系（JNN）(8月16日)
◇事故当時の現場の様子
・屋台に火柱、子供「痛い、痛い」…花火会場混乱 - 読売新聞(8月16日)
・花火直前「ドーン」と火柱 屋台周辺、火だるまの人も - 朝日新聞デジタル(8月16日)
◇北近畿で最も大きな花火大会
・ドッコイセ福知山花火大会 - 花火大会中止のお知らせなど
・[映像]花火大会で屋台爆発、５９人重軽傷 京都 - 日本テレビ系（NNN）(8月16日)
・福知山花火大会で屋台爆発 子ども含む58人重軽傷 - 両丹日日新聞(8月16日)
バックナンバー
花火大会で屋台爆発 悲鳴響く(16日) / 花火大会で爆発 男児など重篤(16日) / 花火大会 屋台爆発約60人けが(16日) / 花火大会 屋台爆発で40人けが(15日) / 花火大会で屋台爆発 負傷多数(15日)
