http://www.mag2.com/p/news/228952
朝は手軽に食べられる「市販のパン」で済ませる方も多いかと思いますが、よく言われる「パン食は身体に悪い」という説、はたして本当なのでしょうか? 無料メルマガ『短縮版メルマガ「暮しの赤信号」』の著者で、食生態学者の山田博士(ひろし)さんも、パン食に警鐘を鳴らす一人。その理由として「添加物の多さ」を挙げ、「危険性については厚労省も認識している」という衝撃的な事実を明かしています。
特に大手製パン企業のパンは凄い。彼らは、大量に作るために、さまざまな物質を添加しますが、発ガン性物質の「臭素酸カリウム」などは、もう言うまでもないでしょう。試しに、この名前をちょっと皆さん、検索してみてくださいな。まあ、弁護する記事の多いこと、多いこと。この場に及んでも、これだけも、企業たちは慌てているのでしょうね。だって、企業の存亡がかかっていますから。
でも、それらを見ていると、もう笑うしかありません。
厚労省でさえ、この物質の表示をするようにと企業には伝えているのに、いつの間にか、パンに表示さえしなくなりました(本当は、厚労省でこれの全面禁止にすればいいのですが、なぜかそれはしないのです)。一体、これらの大手製パン企業たちは、この物質に対して、今までに分かっているさまざまな研究の結果を、どのように見ているのでしょうか。
たとえば、「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議」(JECFA)では「遺伝毒性発ガン性物質」に指定しています。また、国際ガン研究機関(IARC)でも、「ヒトに対して発ガン性があるかもしれない」という「グループ2B」に分類しているわけですね。それなのに、まだこの「臭素酸カリウム」を平気な顔をして使う……。