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シティポップがなぜ世界中でブレイクしているのか?

2018-12-26 | Music

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181225-00010002-nipponcom-cul

海外でも広がるシティポップ再評価の動き

そして、これらのDJネタとしての再評価は海外にも広がっていく。2010年代以降は、日本のレアなシティポップのレコードをコレクションするマニアが世界中に増え始め、ネットオークションなどの取引だけでなく、レコードを買うためだけに東京までやってくる外国人も現れ始めた。某テレビ番組で、大貫妙子の『SUNSHOWER』を買いたいという外国人が出てきて話題になったのも記憶に新しい。また、YouTubeやSoundcloudなどの音楽系SNSでアップロードされることも多くなった。例えば、竹内まりやの名曲「プラスティック・ラブ」は2017年7月にYouTubeにアップされたが、すでに2000万回を超える再生数を誇っている。

こういったシティポップの世界的な評価は、ネタを探しているDJだけでなく、ミュージシャンにも伝播(でんぱ)していく。米国のトロ・イ・モワのようなDJ出身のサウンド・クリエイターはその代表格だろう。日本のレコードをコレクションしているというブラジルのシンガー・ソングライター、エヂ・モッタは来日公演で山下達郎の「Windy Lady」をカバーし、シティポップに大きな影響を受けたというインドネシアのイックバルやタイのポリキャットは、逆輸入で日本でのデビューを飾った。

シティポップをリアルタイムで聴いた世代からすると、どうしてもバブル期のキラキラした時代の徒花(あだばな)といったネガティブな印象を持つ人も多いだろう。しかし当時を知らない若い世代にとっては、さまざまな音楽要素がミックスされた新鮮な音楽と受け止められている。そうしたシティポップ再評価の動きは国境を超えて自然発生的に世界中へ広がり、一つの音楽ムーブメントとして成長し続けている。「日本の音楽はダサい」なんていう時代はすっかり遠い過去。今や、日本のシティポップこそ、クールで新しいのである。

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