奄美大島の東方約150キロ、水深5000メートルの海底にはメガトン級水素爆弾が沈んでいるhttp://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/682.html
意外と知られていないようですが、1965年、奄美大島の東方約150キロで、米空母タイコンデロガから
1メガトン・水素爆弾を搭載した攻撃機が海中に転落し、パイロットとともに水深5000メートルの海底に沈みました。
引き上げるのは不可能な深さであり、そのままになっています。
爆発や汚染の可能性はないと米軍は言っていますが、眉唾ものです。
「タイコンデロガ(空母)」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AD%E3%82%AC_%28%E7%A9%BA%E6%AF%8D%29
「(抜粋)1965年12月5日、同年11月からのベトナム沖での任務を終えて横須賀へ帰還する途中、北緯27度35分2秒・東経131度19分3秒(喜界島の南東約150キロ)で水素爆弾(B43・核出力1メガトン)1発を装着したA-4Eがエレベーターら海中に転落する事故が発生した。機体は乗員(ウェブスター大尉)ともに水没した。核攻撃アラートに就くために飛行甲板にあげる途中であった。現場の水深は約5,000メートルあり回収は不可能であるとされている。事故は1981年の国防総省の報告書で明らかにされたが、詳しい場所については1989年に明らかにされた。周辺海域の調査によれば放射能汚染は認められていない。 」
このような核兵器の紛失事故は、軍事用語でブロークン・アローと呼ばれます。
「ブロークン・アロー(Broken Arrow)」 (航空軍事用語辞典++)
http://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php?%A5%D6%A5%ED%A1%BC%A5%AF%A5%F3%A5%A2%A5%ED%A1%BC
「核兵器の紛失事故を意味するアメリカ軍の符丁。
戦略哨戒任務についた戦略爆撃機が滞空中に発生させる事が多かった。
後述するようにたびたび発生し、放射性物質をまき散らすような重大事故も起こした教訓から、戦略爆撃機を用いる戦略哨戒は徐々に縮小され、戦略核兵器のプラットフォームは弾道ミサイルや戦略潜水艦に置換されていった。」
核兵器は使用しなくても、こういった事故や汚染の問題が常につきまといます。
この事故後の1967年に、佐藤栄作首相は、米軍が核兵器を日本に持ち込んでいるのを知っていながら、
「核兵器を持たず、作らず、持ち込まさせず」の非核三原則を白々しく打ち出し、
1974年にはしゃあしゃあと笑顔でノーベル平和賞を受賞しています。
さすが安倍晋三の大叔父だけのことはあります。
厚顔無恥の大ウソツキはこの一族の血筋でしょう。
(関連情報)
「非核三原則の現実、日本に持ち込まれようとした水爆が沖縄の海に沈んだまま放置されている」
(NAVARまとめ 2015/8/9)
http://matome.naver.jp/odai/2139661247193421801
「日本の海にはアメリカの水爆が今もなお沈んでいるらしい」 (とざなぼニュース 2015/8/10)
http://tozanabo.com/archives/ticonderoga-hydrogen-bomb-okinawa-waters-accident.html
「沖縄近海における米国の水爆水没事故に関する質問主意書」 (うららのラララ 2013/9/22)
http://urara0225.blog.fc2.com/blog-entry-1458.html
「スペイン:汚染土壌、核配備優先し隠蔽…米軍機の水爆落下(毎日新聞)46年前水爆誤落下、
プルトニウム猛毒変性」 (阿修羅・ジャック・どんどん 2012/11/13)
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/657.html
「水爆搭載機水没事件―トップ・ガンの死 」 (ドウス昌代著 講談社文庫)