今日も寒い訳ですが、震災当時のあの寒さを思い起こさせます。
これが、日本で実際に起こっていることなのか?信じられない光景が、TVの画面に映し出されて、自分の目を疑いました。私が本当にいる世界のことなのか。
世界未来館 「震災直後、生死を分ける72時間になすべきこと」という番組を観ましたが、貴重な映像や当時の様子、どうやって助かったかとか、教訓もたくさんあり、いい番組でした。
明暗を分ける、72時間。
暗闇で照らして撮影して、生存者を撮影して救助したり、青森のヘリコプター、岡山の消防隊員が一緒にとか、全国中の警官や消防隊員らが協力し合って、貴重な命を数多く救っていました。
園児を守るために、3度風速10mで、体感温度ー20度にもなるところを、屋上で机を並べて風除けして、マットを使って床や屋根代わりにして風除け、下にシャツを並べ、サンタやお遊戯のニット帽をかぶって冷えないようにして。
オレンジやピンクの目立つ色の服が、ヘリコプターに目立って良かったということですが、その他にも、手を振る、タオルを振る、姿見やコンパクトミラーをチラチラさせる、棒に旗をつけて振るなど。
被災した時には、体力が消耗して大きな声が出せないので、笛を持っていて吹けるようにするといいです。
キーホルダーに付けてあります。携帯充電ラジオにも付いていました。
宮城県の気仙沼で起きた大火災。
一通のメールが、450人の命を救いました。
”火の海、助からないかも。”とメールを打ったのが、ロンドンにいた息子に届き、ツイッターで息子さんが救助をお願いし、それを見た人が副知事に救助を依頼して、救助に向かっていた東京消防庁に伝わって、何日かに分けて救助されました。
2日目はとても寒く、アルミの袋を腰に巻き、ビニール袋を首に巻いてと、いろいろ工夫して、寒さをしのいだそうです。アルミの防寒用のが売っていますが、かさばらないですし、避難用品に入れておくといいですね。私も入れてあります。ビニール袋も。
水没した2階に避難袋が置いてあったので、取りに行き、津波で水没するといけないと思い2重にしたビニール袋で、濡れておらず、乾パンや飴や食べる物などを分け与えて、園児達も助かったようです。
思い出しましたが、黒とかのレインコートなんかは、着替えとかトイレとかの時に隠れるので、透明なのよりいいみたいです。
10日217時間経ってから、80歳のおばあちゃんと16歳の孫が冷蔵庫の少ない食料を分け合って生き延び、救助されました。
全国から駆け付けた方々が協力して救助して頂いたお陰で、沢山の方々が助かりました。
瓦礫の中でも活躍できる水陸両用車や無人探査機なども、3年後に配備するそうです。これは、ちょっと危険なものでもありますが。
助かったはいいけれど、生きるのも地獄とならないように、被災地の方々によくしてあげてほしいです。
防災用品チェック http://crisis.yahoo.co.jp/evacuation/knowledge/check