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レーシックで老眼が早まるって本当?

2016-04-14 | 医療、健康

http://beauty.yahoo.co.jp/lifestyle/articles/401677から

 

■老眼とは

40代を過ぎた頃から目の老化「老眼」が始まります。年齢に関係なく起こりうる近視・乱視・遠視は、眼に入る光の屈折異常により起こりますが、老眼は、加齢とともに水晶体が硬くなり、また水晶体の厚みを調節する筋肉も衰えることで目の調節力が衰え、近くのものにピントが合わせにくくなる状態のものです。

老眼の症状はなかなか自覚しにくいものもありますが、まず近くの細かい字がぼやけて、目から離さないと読みにくくなったら要注意です。また近くから遠く、遠くから近くへピントを合わせるのに時間がかかるようにもなります。日中はよく見えても夕方以降に少し暗くなってくると細かい字が読みにくくなったり、目がかすんだりするもの症状のひとつです。

 

近くのものが見えにくくなっているのを放置して、見えにくいまま無理に見ていると瞬きが減りドライアイの症状がでたり、涙が目にしみたり、目の疲れが悪化して、眼痛や頭痛、肩こり、吐き気などの原因にもなります。

また、老眼以外にも白内障や緑内障、眼底出血など、他に目の病気が隠れていることもありますので、「老眼かな?」と思ったら早めに眼科を受診しましょう。

 

■レーシックと老眼

「レーシックをすると老眼が早まる」と思われている人が多いようです。よく「近視の人は老眼になりにくい」とも言われますが、近視がある人はもともと近いところにピントが合っているため、老眼を自覚しにくいだけ。近視の人がレーシックで矯正すると、遠くに目のピントが合う状態になります。ですからレーシックをしたから老眼が早まったということではなく、もともとあった老眼の症状が自覚しやすくなっただけなのです。レーシックを受けたからといって、老眼が早まるといったことはありません。

レーシックでは老眼は治療できませんが、他の治療方法があります。

代表的なものとしては、「モノビジョンレーシック」があります。片眼は遠くが見えやすいように、もう片眼は近くが見えやすいように視力調整を行い、両眼で見た際に、遠くのものにも近くのものも見えるようにする方法です。手術直後は見え方に違和感を覚えることもありますが、慣れてくるとメガネなしでも問題なく日常生活を送れるようになります。ただし、生活の中で長時間車を運転することが多い人や、長時間パソコンを使用する人などには向きません。

その他、中央に穴が開いた薄いシートを角膜内に挿入し、ピンホール効果によって視力を改善させる「アキュフォーカスリング」や、高周波のラジオ波を角膜周りに照射し角膜のカーブを変えることで視力を矯正する「CK」などがあります。また、白内障手術で遠近両用眼内レンズを使用することで、白内障と老眼を同時に治療することが可能です。

 

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