退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

第2回 合併協議会が開催

2008-06-27 10:04:06 | Weblog
 6月25日(水)菖蒲町役場4階集会室において第2回久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町合併協議会が開催されました。私は、少し遅れて2時05分頃受付に。すでに
傍聴者30人のところ40人にして満席です、とやんわり断られました。しかし、私も折角久喜から来たので粘って立ち席で、しかも資料も無しでなら、ということで入場できました。第1回のときも久喜市役所ですが、傍聴者があふれたそうです。これほど住民の方々には合併について関心があるということでしょうか。
さて、会議のほうは、田中久喜市長が議長となり、報告事項、議事、その他の順で始まりました。
 報告事項では、1)当合併協議会会議録等の公開について、2)新市まちづくり懇話会の活動状況について、3)住民意識調査について です。 次いで議事(協議)ですが、
   協議第5号 合併協定項目の協議方針について、
       6号 合併協定項目について
       7合 合併協定項目1 合併方式について
       8号  同    2 合併の期日について
       9号  同    3 新市の名称について
      10号  同    4 新市の事務所の位置について
      11号  同    6 議会の議員の定数および任期の取り扱いの                  調整基本方針について
      12号  同    7 農業委員会委員の定数および任期の取り扱                  いの調整基本方針について
      13号 新市基本計画作成方針について
の順で協議されました。これらを要約しますと、まず合併方式ですが、新設合併か編入合併かということですが、新設合併で決定。その合併の期日は、合併の手順、諸手続きを勘案して、平成22年3月23日に決定。そして新市の名称については、「久喜市」を提案し、その後特別に久喜市長として発言を求めて経過と事前に各町長さんに了解を得ていると考えている旨を説明した。、これは非常に大事で複雑なことでありますので決定は次の回に持ち越しとします。次の新市の事務所の位置は、総合支所方式をとるということで久喜市となりました。その次の議会の議員定数および任期については、構成市町の議会間での調整をお願いし、その結果を踏まえて決定したい、ということで次回に持ち越しとします。資料によれば、地方自治法では15万人~20万人では34人です。現在久喜市22人、菖蒲町12人、栗橋町16人、鷲宮町12人、計62人です。任期は、各市町でバラバラです。
議員定数、任期とも合併新法第8条、9条に特例が定められています。その特例をあてはめますと、議員定数はそのままの62人、任期は2年延長となります。
終わってみて、何かむなしさを感じました。すべて筋書き、ストーリーができていて何の質疑もなくシャンシャンで終わった気がします。住民の入る隙間もない、住民そっちのけの合併劇のような気がします。


        

公開プレゼン=公開審査の集計が

2008-06-18 00:24:52 | Weblog
 先日の補助金の公開審査会=公開プレゼンの審査の採点の集計が出ました。審査をするのは自治基本条例委員会のメンバー10人で、7人は学識経験者と自治基本条例策定の市民ワークショップのときの人たちです。残り3人が一般市民からの公募です。男子6人、女子4人です。このような方法で補助金の支給団体、金額を決めることは、大変民主的で、なおかつ公明正大でベターなことだと思います。1年間の活動の終わりには活動と決算の報告会を行います。審査には、それぞれ価値観や考え方が異なりますのが、今回のように「一つのことを10人で審査をする」というような場合、価値判断は別にして審査の視点、見方の基準について共同理解が必要でしょう。そんな考えから、次のように審査の視点を示しました。
 1.先駆性    新しい取組み、新たな視点・発想か    5点
 2.公益性    多くの市民の利益になるか        5点x2
 3.発展性    団体や事業の発展、自立につながるか   5点x2
 4.事業実現性  実現可能な方法、日程、予算か      5点
 5.費用の妥当性 経費の内容、補助金申請額は妥当か    5点x2
 6.事業の高価  対費用効果の大きさは          5点x2
これは、市民活動推進基金を財源とする補助金の申請事業の審査ですが、福祉基金を財源とする補助金の申請事業の審査は、2の「公益性」に代わり「保健福祉活動の内容」という視点になります。審査員10人の平均点は50点最高ですが、25点以下の場合は補助対象外となります。また、最上位点と最下位点のものは平均点算出から省きます。
 既存の補助金受給団体についても、これまでのことはチャラにして新たに事業企画書、事業計画、予算、団体概要書、規約等の書類を提出して公開審査により決定したらいかがでしょうか。それこそ対費用効果は高まるでしょう。

補助金は、公開プレゼンで~

2008-06-10 17:54:16 | Weblog
 どこの自治体でも体育協会とか文化団体連合会等に補助金を出していると思います。その金額および算出根拠には各自治体の事情がありますが、長い間従来通りの
金額が続いています。久喜市でも同様ですが、ここにきて毎年数%づつ削減されています。そんな事情の折、前記2団体のほかに近年、生涯学習団体、ボランテア団体などがとみに多くなっています。既存の団体も含めて、これまで補助金を受けていない団体に、また新たに組織を造り活動資金の一助に補助金を受けようとする市民活動団体に対し、久喜市市民活動推進基金、および久喜市福祉基金を財源として
公開プレゼンにる選考の結果で支給す制度が補足しました。その第1回目の公開プレゼンが7日土曜日、ふれあいセンターでありました。この制度については、4月に
2回の説明会が行われ、どんな団体が、どんな事業に、いくらの補助金が受けられるのか、そのための申請の手続きは、いつまでに、そして選考方法は、採点は、
いつ公開プレゼンを、事業実施後の報告は、などの説明をしました。
応募は、久喜市市民活動推進基金を4団体、久喜市福祉基金を3団体、計7団体でした。プレゼンは、ふれあいセンターの3階会議室を3部屋をつなげて、誰でも傍聴できる公開審査会の形式でした。各団体とも説明の持ち時間を10分とし、その後審査員からの質問時間を5分を原則としました。審査に当たっては事前に審査員から各団体に質問書を提出し、それを踏まえて説明する段取りでした。ですから質問に答えるような説明であれば質問時間は短くて済みました。そうでない団体もありました。おそらく疑問のまま説明が終了した団体は採点において不利であったろうと推察します。

ウイーンの風=武井 優希ソプラノリサイタル

2008-06-01 13:57:10 | Weblog
 昨日、久喜市総合文化会館で、オーストリア留学帰国記念チャリテイコンサート
が行われました。このコンサートは、久喜菖蒲ロータリークラブ主催ということですが、これは武井さんがオーストリアにロータリーの財団奨学生として留学し、帰国したからです。その留学するにあたり「帰国したらぜひ地元久喜に文化の香りを、ウイーンの香りを~お願いします」と話しあっておりました。その思いを実現したのが、このコンサートです。武井さんも地元のみなさんに、特に小・中学生のみなさんに聞いていただければと言っておりました。幸いほぼ満席でした。クラシック好きな日本人ですが、歌曲となると馴染みがないな~という人が多い中、ほんとうに大勢の人に集まっていただいたと感じました。ソロリサイタルですので武井さんの誠実さ、まじめさが舞台に感じられちょっと硬いなと思いました。そこにゲスト出演してくれた村上 岳さんがソフトな説明とギャグで、適度な笑いを誘い会場に柔らかな楽しい雰囲気を譲出していました。いい組み合わせでした。ピアノのあずま みのりさんのあの手の動きの瞬敏さと優美さ、すばらしかったです。地元デビューは大成功でした。
 久喜市には、昔からというのか声楽にはそれなりに活躍した人がおります。永山愛子さん、高山愛子さん、鷲川 薫さんですがご存知でしょうか。また、3月に「久喜市ゆかりの演奏家」と題したコンサートがありました。久喜市生まれ、久喜市在住の音楽家にマリンバの三田 友希恵さん、ピアノの秋山 哲也さん、同じく佐々木彩子さん、トランペットの荒井 順平さん、バンドネオンの三浦 一馬さん等でしょうか。もっともっといるでしょう。音楽家に限らずいろいろな分野でメジャーに活躍する人の応援ができるといいですね。久喜から情報発信をできる人を育てよう。