退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

住民投票は行いません。

2008-12-25 15:48:20 | Weblog
 24日の合併協議会を傍聴してきました。例によって例の如く始まり、進行しました。委員からは、よく理解されて賛同してか全く疑義の質問はありません。淡々と進んでいきました。合併協議会のこの進行は全く不思議です。本当に質問がありません。本当に疑義がないとすると、「合併協議会の委員の常識は、住民の非常識」となります。そんなことで協議項目はスムースに運び、協議事項7項目は瞬く間に審議され承認され議事は終了しました。最後に(5)その他 で合併協議会議長が次のような挨拶を述べました。
 合併に関する住民の意向確認については、12月20日に合併推進会議(1市3町)を開いて協議・調整を行いました。菖蒲町長から12月議会で住民投票を求める決議が可決された経緯緯が報告され、中山町長の考え方、町としての対応について説明がありました。
 住民の意向確認の方法は、住民投票とか意向調査などがありますが、どのような方法が適切であるか、協議調整をしましたが、全員賛成ということには至りませんでした。しかし、住民意向調査の方が住民投票よりも回答率が高くなること、合併に関するいろいろな意見欄を設けることができるので、住民意向調査(アンケート)が適当ではないかということで、来年3月頃、合併協議内容の説明パンフレットを配布、同月中に住民説明会を開催する。その後に住民意向調査を実施する。
 ということです。
それでは、久喜市の憲法である「久喜市自治基本条例」にうたわれている「第23条市長は、市政に関し住民の意向を聴くべき重要な案件が生じたときは、住民投票を実施することができる」ということで、久喜市自治基本条例を尊重するのか尊重しないのか、ということです。久喜市自治基本条例は、田中市長の肝いりで市民の手による自治条例として華々しくワークショップがスタートした記憶があります。その心意気はどこにいったのでしょうか。今回、田中市長から「久喜市自治基本条例」という言葉を一度も聞くことができませんでした。

24日はクリスマス・イブ??? 

2008-12-20 11:03:37 | Weblog
 24日は第8回合併協議会がある日です。この合併協議会でなのか、この日なのか久喜市長なのか、合併協議会会長なのか、久喜市における住民投票のやるのか、やらないのかの表明をする、ということを耳にしました。これは久喜市議会の一般質問に対する答弁で表明したものと思われます。
わたしの予想では、この期にいたっていまさら住民投票を行いますとは言わないだろうと思います。それは十分承知です。住民投票を行えば反対多数で合併はこわれます。合併に政治生命を賭けて市長になった以上、どうしても合併を成功させなければなりません。それだから住民投票をやらなくてよい、にはなりません。やらないのならやらないで市民を納得させる説明責任を果たすべきです。市民の生活に重大な影響ある問題には住民投票をすることができる、と憲法といわれる「久喜市自治基本条例」に規定されています。「・・・できる」ですので「やらなくてもよい」とも解釈できます。しかし
合併は市民にとって重大な問題ですし、市長自身も重大な政治課題であると言ってきました。素直に解釈すれば住民投票はおこなうべきでしょう。それをやらないとすれば市民が納得する説目が求められます。政治はことば=説明が大切だといわれます。市民を納得させる、理解させる説明が行われたでしょうか。24日は、傍聴にいきます。合併協議議会会長がどんな説明をするのか聞かなければなりません。