退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

避難場所まで歩きました・・・

2012-02-26 17:11:35 | Weblog
 3月11日の東日本大震災以後、防災・避難・非常持ち出し品等についての関心は、非常に高まりました。しかし、それでも避難場所はどこなのか、歩いてみたことがありますか、と聞いてみるとどこなのか曖昧ですし、行ったことはありませんという人が多いです。ましてや家庭で避難場所・連絡方法を話し合って決めている家庭は、非常に少ないようです。
 本町小地区コミュニテイ協議会では、本日(26日)地域の全ての家庭に呼びかけて避難場所=本町小学校・体育館まで、それぞれの地域で声掛け合って避難に適した道を考えて実際に歩いていただきました。遠い地域では25分で幼児から90歳まで134人が集まりました。10:00から開会のセレモニーを。中村本町小地区コミ協会長は「災害はいつやってくるかわかりません。災害は防ぐことはできませんが、災害を少なくすること=減災は皆さんの努力・心がけ・準備で可能であります。今日のこの避難訓練は、その第一歩であります。本町小地区コミ協も誕生したばかりで、事業として初めてです。地域のコミュニテイづくりをみなさんと一緒にすすめていきたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶され、早速全員参加のゲームを楽しみました。まず、じゃんけんゲームで10~15人の10のグループに分けて、グループ対抗で防災クイズ、パズルゲームに挑戦して楽しんでいただきました。地域に関係なくグループ編成しましたが、みんなで話し合って和気あいあい回答を決めておりよかったかなぁと思いました。11時に今回の目玉として、「非常食」である「五目アルファー米」と飲み物を用意、試食していただきました。みなさん思ったより美味しかった、と感想を述べておりました。子どもから大人まで楽しいひと時でしたが、すがすがしく帰っていただき、役員のみなさんもやってよかったと軽快な気持ちで帰ることが出来ました。

巨万の富を築いた・・・・本多靜六の人生哲学は??

2012-02-18 11:02:11 | Weblog
 久喜市のホームページで「巨万の富を築いた男・本多靜六の人生哲学」を発見しましたが、このタイトルで想像すると金儲けか、と解釈してしまわれ兼ねないです。11日の公演は、お茶の水女子大の遠山 益名誉教授の90分のお話が、熱中し質疑が盛り上がって110分にもなり、会場側から終了のサインが出てしまい、それではロビーでとなりました。質疑がこんな形で行われたのは初めての経験です。講演者=先生がここまで誠意をもって聴講者の質問に対応してくれました。
 青少年時代を通して非常に生活の苦労を余儀なくされ、そのために恥と涙を流し屈辱の連続であった。ドイツ留学生活も経済的困窮の克服が大変であったが、博士号の取得という目標に努力した。この時の博士号は、「経済学博士」号です。26歳で東京大学の助教授になり恩師のアドバイスである1/4 本多式貯蓄法がはじめられた。また、このころ本多は「人生計画表」を発表して合理的生活を心がけた。数年間で貯金が1万円以上になったので株や安価な山林に投資を始めた。これはドイツ留学の終わりに恩師からのアドバイスで「日本のような発展途上国では、将来性のある鉄道や不動産、山林に投資しなさい」といわれた。
さらに奥秩父の原生林4千町歩を購入、数年後に8千町歩を入手した。
 当時は蓄財や金銭を話題にすることは賤しい下品なこととされる風潮があった。しかし、福沢諭吉の著書「修行立志編」が出版され、これを読んで「わが意を得たり」と思い直した。昭和5年奥秩父の山林4500町歩を埼玉県に寄付をして、県有林として経営してもらい、利益の半分を育英資金として積み立て利殖することにし、やがて奨学財団となり「本多靜六博士育英基金条例」を制定し、今日にでも毎年50名前後の募集があります。本多靜六は、財産のほとんどを社会還元して「子孫に美田を残さず」を実践した。奨学金のほか、いろいろなところに寄付をしています。形で残っている一つに学士会館があります。
本多靜六の金銭哲学は、巨万の富を築くための手法の教えではなく、築いた富の社会還元の、お金の使い方の哲学ではないでしょうか。
 次回は、3月10日(土)14時00~15時30分 日比谷図書館大ホール ¥1000-です。

三鷹市のコミュニテイーセンターと住民協議会

2012-02-08 15:14:53 | Weblog
 先日、コミュニテーづくりの先進地である三鷹市の「連雀住民協議会=連雀コミュニテイ―センター」を視察してきました。
三鷹市は、地図上では東京の中心ですが、都下のベッドタウン的機能をになった都市として急激に発展、都心勤務のサラリーマン層の多い、新住民といわれる世帯が多い街です。人口18万人、一般会計予算480億円、高齢化率17.3%、市税収入87.4%で交付金無しの自治体です。
三鷹市のコミュニテイ―政策は、昭和46年の「三鷹市ゴールデンプラン」として、当時の鈴木市長がドイツ視察から得た知見をもとに、住民参加によるコミュニテイ政策を提言・事業とした。昭和48年大沢コミュニテイセンターが建設され、大沢住民協議会が発足、その運営管理を任されています。全部で7つのコミュニテイセンターと住民協議会があり、センターには体育館と図書館またはプールがあります。市から運営管理費として年間1億円前後の金額があり「金は出すが、口は出さない」ことを基本方針として地域住民によって管理運営されています。住民協議会は、市の公共団体として認められています。「連雀住民協議会」について具体的にどのような組織、予算、運営されているか述べてみます。住民協議会の事務所は、当然「連雀コミュニテイセンター」にあり、事務職員は局長1名(市職員OB) 職員6名は一般市民です。住民協議会は、117名の委員で役員会は29名(会長1名、副会長3名、部会長6名、副部会長17名、会計2名)で構成され、専門部会として、総務部会21名、環境部会18名、文化部会19名、スポーツ部会22名、厚生部会21名、広報部会18名があります。内訳は、一般住民から39名、町内会・自治会から23名、自主グループから29名、一般公募3名、他PTA,青少対、交通対、老人会、消防団、婦人会、安全協会、社協、体協、JC,心障親の会、商店会等です。

災害時の「避難場所」まで歩いてみましょう!!

2012-02-06 11:13:41 | Weblog
 本町小地区コミュニテイ協議会では、いざ、というときのために避難場所に実際に歩いてみましょう、防災倉庫にどんなものがあるんですか、非常食を食べてみる必要がありますね。昨年の3・11の大災害を踏まえて、第1回目の避難訓練を次のように実施します。
 1.日 時  平成24年 2月26日(日曜日)9時30分前後各地から出発)
 2.場 所  本町小・体育館に集合(10・00)
 3・行 事  1)セレモニー
        2)ゲーム
        3)非常食の試食
        4)解散(11.30)
 4.参 加  本町小地区の市民のみなさんです。どなたでも参加できます。
        参加は無料です。