2月26日(土)総合文化会館・広域展示室で未来工房ハッピーハンド久喜主催の講演会がありました。講師は、山梨学院大学政治行政学科・江藤俊昭氏です。江藤氏は議会基本条例の第一人者の一人で全国を飛び回っての活躍で、今日も鳥取から久喜市に来ました。話の内容は、①これまでの議会 ②これからの議会 ③新しい自治体=地方政府を考える ④自治型社会の議会にするために ⑤むすびに=市民の役割 というストーリーです。
これまでの議会は、首長提出の議案の「丸のみ」が100%と言っても過言ではありません。議員提案の政策条例は4年間で1本が大半です。これらを称して 「修正しない」「提案しない」「公開しない」の「3ない議会」というのだそうです。「ダメ議会」とも言います。このような「ダメ議会」にしたのは、市民サイドにも責任があります。そうです。選んだのは市民です。選んだからには「議員」として、その機能・役割を果たしているか、監視して意見具申をしているでしょうか。もう一つは、議員は、議会活動を市民に説明・報告会をしている議員はいないでしょう。ましてや意見交換会などしていません。議会にも「市民参加」という部分はないのだろうか。行政では市民参加は当たり前になっていますし進んでいます。議会だけ蚊帳の外でいいのでしょうか。だから「議会は何をしているのか」「追認だけなら、俺にだってできる」とかいわれてしまいます。議員の中にも議会活性化をすすめよう、そのために「議会基本条例を策定しよう」という声もききます。一方では、あわてることもないよ、という声もあります。議会基本条例は、よりよい議会運営のために必要です。現在、市政運営の最高規範といわれる「自治基本条例」の策定を進めています。その条例の中にも議会についての部分があります。ぜひ「議会基本条例」との整合性を諮りたいものです。この講演会にも複数の議員が参加していましたが、34人中7人で20%です。6~70人いましたが一般の市民が大多数でした。
これまでの議会は、首長提出の議案の「丸のみ」が100%と言っても過言ではありません。議員提案の政策条例は4年間で1本が大半です。これらを称して 「修正しない」「提案しない」「公開しない」の「3ない議会」というのだそうです。「ダメ議会」とも言います。このような「ダメ議会」にしたのは、市民サイドにも責任があります。そうです。選んだのは市民です。選んだからには「議員」として、その機能・役割を果たしているか、監視して意見具申をしているでしょうか。もう一つは、議員は、議会活動を市民に説明・報告会をしている議員はいないでしょう。ましてや意見交換会などしていません。議会にも「市民参加」という部分はないのだろうか。行政では市民参加は当たり前になっていますし進んでいます。議会だけ蚊帳の外でいいのでしょうか。だから「議会は何をしているのか」「追認だけなら、俺にだってできる」とかいわれてしまいます。議員の中にも議会活性化をすすめよう、そのために「議会基本条例を策定しよう」という声もききます。一方では、あわてることもないよ、という声もあります。議会基本条例は、よりよい議会運営のために必要です。現在、市政運営の最高規範といわれる「自治基本条例」の策定を進めています。その条例の中にも議会についての部分があります。ぜひ「議会基本条例」との整合性を諮りたいものです。この講演会にも複数の議員が参加していましたが、34人中7人で20%です。6~70人いましたが一般の市民が大多数でした。