退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

議会基本条例でまちを元気に、議会を住民のものに!!

2011-02-28 15:54:41 | Weblog
 2月26日(土)総合文化会館・広域展示室で未来工房ハッピーハンド久喜主催の講演会がありました。講師は、山梨学院大学政治行政学科・江藤俊昭氏です。江藤氏は議会基本条例の第一人者の一人で全国を飛び回っての活躍で、今日も鳥取から久喜市に来ました。話の内容は、①これまでの議会 ②これからの議会 ③新しい自治体=地方政府を考える ④自治型社会の議会にするために ⑤むすびに=市民の役割 というストーリーです。
これまでの議会は、首長提出の議案の「丸のみ」が100%と言っても過言ではありません。議員提案の政策条例は4年間で1本が大半です。これらを称して 「修正しない」「提案しない」「公開しない」の「3ない議会」というのだそうです。「ダメ議会」とも言います。このような「ダメ議会」にしたのは、市民サイドにも責任があります。そうです。選んだのは市民です。選んだからには「議員」として、その機能・役割を果たしているか、監視して意見具申をしているでしょうか。もう一つは、議員は、議会活動を市民に説明・報告会をしている議員はいないでしょう。ましてや意見交換会などしていません。議会にも「市民参加」という部分はないのだろうか。行政では市民参加は当たり前になっていますし進んでいます。議会だけ蚊帳の外でいいのでしょうか。だから「議会は何をしているのか」「追認だけなら、俺にだってできる」とかいわれてしまいます。議員の中にも議会活性化をすすめよう、そのために「議会基本条例を策定しよう」という声もききます。一方では、あわてることもないよ、という声もあります。議会基本条例は、よりよい議会運営のために必要です。現在、市政運営の最高規範といわれる「自治基本条例」の策定を進めています。その条例の中にも議会についての部分があります。ぜひ「議会基本条例」との整合性を諮りたいものです。この講演会にも複数の議員が参加していましたが、34人中7人で20%です。6~70人いましたが一般の市民が大多数でした。

「久喜まちの駅」がオープン!!!

2011-02-26 12:46:34 | Weblog
 25日(金)「久喜まちの駅」がプレオープンにあたり、セレモニーが田中市長、小森商工会会長他の出席のもと、飛高銀座商店街会長のあいさつで行われました。場所は、銀座通り商店街中ほど、飛高酒店と田村洋品店の間です。買い物に来たお客さんが、ちょっと疲れたので休憩しましょうとか、お友達に其処のお店であったので、立ち話などコミュニティースペースとして、また小物を販売できる「BOXショップ」(申込み制1BOX = 2,000&3,000/月)久喜の逸品・特産品販売、久喜市の観光PRなど、ショッピング+コミュニケーション+情報発信のある、久喜の新しい買い物スタイルをお勧めしています。

熱血教育 = 昌平中学・高校 =城川校長!!

2011-02-12 16:09:02 | Weblog
 先日、昌平中学・高校の城川校長のお話を聞く機会を得ました(情熱にあふれた若い先生なので驚きました)。
埼玉県は、特殊な県です。小学校から中学校になると成績が下がります。
      小学校                       中学校                    順位差
 国語A   84.1% 全国14位/47都道府県     74.6% 全国30位/全国都道府県     16
 国語B  78.9% 全国12位/               66.1% 全国22位/           10
 算数A  74.7% 全国17位/              63.7% 全国33位/           16
 算数B   49.6% 全国16位/              42.6% 全国31位/           15

これだけ成績が下がるのには、問題と理由があります。それは、
 ①東京・他県・その他の国立・私立に入学する(どのくらいあるのか?)
 ②高校入試のシステムの問題
 ③部活動の問題
 ④教育への予算の問題(児童一人当たり補助金全国最下位)

国・私立中学への入学傾向
         小6年生在籍数    国・私立への進学数    割  合
 埼玉県全体   67,179人      4,527人     6.74%
 さいたま市   11,601       1,577      9.40
 久喜市      1,304          47      3.48
 春日部市     2,119         117      5.23
 幸手市        401          24      5.65
 白岡町        439          22      4.77

そこで、昌平中学・高校の取り組みは、  教職員モットーとして「手をかけ、鍛えて、送り出す」です。 
Ⅰ.学校改革の取り組みの土台  ①「人間力」と「学力」の育成・両立
              ② 学校の主役は生徒である
                ③ 生徒の「笑顔」が溢れる学校
                ④ 学校で一番大事なものとは、「教師力」です
Ⅱ.昌平が重視する「人間力」
                ① 共感する力(他者を認め、他者を尊敬し、他者の意見を吸収する力)
              ② 倫理観  (社会の中での自分の役割、社会貢献の精神)
                ③ チームワーク
                ④ リーダーシップ
                ⑤ 創造的なアイディアや発想
Ⅲ.「人間力」育成の取り組み
                ① SW(スペシャルウエンズデイ)
                ② プロジェクト学習(大学院の先生と中学3年間をかけて「世界」を考える)
                ③ 各種学校行事(文化祭、体育祭、部活動などメリハリをつけた学校生活)
                ④ 日々の学級運営
Ⅳ、「学力」育成の取り組み
               ①基礎・基本の繰返しを重視
               ②長期休暇中の講習・合宿など
               ③中高一貫コース(高校2年で高校全部を習得)
               ④高校3年で大学入試に向けた演習
               ⑤パワー・イングリシュ・プロジェクト
以上のように明確な目標と熱意と力量を備えた教師陣で、数字で見ることが出来る「学力」では、国公立大学、難関私大の現役合格者数は、確実に右肩上がりになってきています。一方、「人間力」は、校訓である「礼儀・勤勉・明朗」を基に文武両道を推進し、合わせてグローバルで最新の環境の中で多彩な国際感覚の習得と実践に務めています。ぜひ、適例の子がおりましたら、入学を勧めたいものです。


大相撲は、プロ・スポーツか?

2011-02-11 22:06:42 | Weblog
 大相撲を「国技」と思っている人が多いですが、何の法律の裏付けもありません。両国に大相撲専用の「国技館」という名の場所があります。東京での本場所を、この「国技館」で行います。天皇陛下もご覧になることもあり、優勝者に「天皇賜杯」を贈呈します。日本相撲協会には文部省から補助金が支給されており、監督官庁となっています。大相撲の八百長問題は、10年、20年前から、何回か週刊誌で話題になっておりますが、証拠不十分で不起訴になっていました。また、ここ数年の間にも暴行事件、傷害致死事件、麻薬事件、野球賭博事件などがあり、日本相撲協会は何をしているのか、という声はその都度大きくわきあがりました。自分たちで管理運営できないなら、外部キャリアの人を経営に参入させたらどうでしょうか、という声が上がりますが、これもその度になんだかんだと理由をつけて純潔を維持してきました。昨年でしたか、元貴乃花関が改革案を引っ提げて、まさかの理事に当選されました。これで少しは改革に進むと期待されましたが、やはり多勢に無勢で理事会で否決されて何もできない状況です。野球賭博のときもそうですが、また、同じように時間切れでうやむやになりはしないだろうか。改革をするのなら、日本相撲協会の首脳部人事を一新することです。全部内々の相撲人=協会の高給取りで運営しています。自分の身が可愛いから身を切るようなことはしないでしょう。それでなかったら、野球やサッカーと同じように民間経営にしてはどうでしょうか。お客さんがお金を払って見にいくから給料がもらえることが分かっているのでしょうか。気の入らない、いいかげんな試合をしていたら、お金を払って見にいかないですよ。相撲人は、それが解ってないのではないでしょうか。

首長 ・ 議会 ・ 市民 の三角関係 ?

2011-02-07 14:36:05 | Weblog
 この度、愛知県知事選、名古屋市長選それに名古屋市議会リコールの投票が同時に行われた。この名古屋の選挙で何がすごいかというと、河村たかし名古屋市長は、「市民税10%減税案と議員報酬半額案」を否決した議会の解散を求めてリコール運動を展開、自分も任期途中で辞任して、信を問うたことです。河村氏曰く「・・・地域のことは自分たちで決める民主主義の時代だよ、その幕開けを名古屋の皆さんが発信したんだよ」と。市長を選んだのも市民、市議会議員を選んだのも市民、河村市長は再選されたが、市議会は解散すなわち議員全員に不信任を突き付けた。市議会議員は、市民の意思を代表する、代弁するということではなかったのか、市議会議員は「民意」に鈍感だったということか。よくいう「当選してしまえば議員先生」になってしまったのか、とかく「議員先生」になってしまうと議員の「椅子と権益」にしがみつくと言われます。今回は、河村節に人気があつまり、河村劇場は大入り満員というところでしょうか。地方自治体の閉塞感は、景気もさることながら、自治体運営に対する市民の失望感が高まり、どこの自治体、どこの首長も「改革」「改革」とお経は唱えますが、実行には及んでいないのが現実でしょう。昨今、橋本大阪府知事の「大阪維新の会」、さいたま市の清水市長ら県内の首長数名による「埼玉改援隊」、の他「地域政党いわて」「減税日本」「松山維新の会」など”首長新党”が、その先導役になるのでしょうか。

小沢元代表の強制起訴が・・・・

2011-02-03 20:39:41 | Weblog
 大相撲の八百長事件も号外が出たでしょうか。出ないにしても国技であるプロ・スポーツで、しかも天皇陛下もご覧になるスポーツに八百長があったという記事は、甚大なインパクトがあります。しかし、それ以上に「政治とカネ」の問題で小沢氏が検察審査会によって強制起訴されたことは、私たち国民にとって重要・重大な問題であり、号外が配られました。これまで地検特捜部は不起訴でしたが、「陵山会」の政治資金事件では元事務担当であった石川知裕議員ら元秘書3人が起訴されています。このことからして「私は、関与していない」すべて秘書が勝手にやったことです、で済むことでしょうか。誰が考えても秘書だけで判断したとは思えません。だからこそ「国民による起訴」なのです。田中角栄=金丸 信=小沢一郎と「数は力、力は金」を身上とする最後の人なのです。小沢さん、潔く国会において承認喚問を受け、国民に解るように説明すべきです、無罪である、潔癖である、と言うならなおさらのことです。国民は、それを求めているから「検察審査会」による「強制起訴」なのです。政治家は、不徳の致す場合は辞職すべきでは無いでしょうか。