政権交代で何が変わるのか、何を変えるのか？

　自民党から民主党に政権が変わりました。交代して４０数日、ニュース報道でお分かりのように「変わりそうで、変わりそうで・・・」いろいろな抵抗に遭遇しています。「変える」ということには相当なエネルギーと時間、ときには費用がかかるものなのだな～と感じます。民主党政権で具体的に何が変わったのか、何を変えようとしているのか。変わったかなと思えるのは
　①組閣のやり方、進め方と新大臣の記者会見の台本　②省庁の政策等の記者会見は政治家が行う　③予算案作成の進め方　④行政の事業精査に「事業仕分け」の手法を採用・・・でしょうか。これらは、「政治のシステム」を変えたということではないでしょうか。組織の人事権、予算権、事業執行権を掌握した、すなわち「脱官僚」ということでしょうか。これまでの「官僚の、官僚による、官僚のための政治」から「国民主体」「地域主体」の目線で政治が行われる、きわめて当たり前のことではないでしょうか。そんな視点から、八つ場ダム、子ども手当、高速道路の無料化、高校の実質無料化、天下り廃止・・・どう解決を諮るでしょうか。鳩山政権第一幕のの見せどころではないでしょうか。