退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

災害支援ネットワークの構築への展望

2011-05-28 20:44:04 | Weblog
 5月27日(金)19:00より「鷲宮西コミュニテイセンターで(財)久喜青年会議所の例会において久喜市の「地域防災計画」と「災害支援ネットワーク」と題して講和がありました。この日は、青年会議所の通常の例会活動ですが、3月の東日本大地震の災害支援活動で、支援物資の集荷とその物資の搬送をしました。その時の体験から今後、久喜市が被災した時に今回の経験を生かし(仮)「災害支援ネットワーク」を築く土壌を築いておくことが大切ではないだろうか。そこで、その折にボランティァしてくれた団体・個人そしてコーデイネートをしてくれた社会福祉協議会の面々も参加しておりました。
 第一部は、青年会議所の3月の災害支援物資の集荷と石巻・気仙沼(大島)への搬送の一連の映像上映による報告。
物資の搬送は全部で4回、埼玉トラック協会にお願いして10tトラック、4tトラックをその時々に各1台、支援物資提供者=629名(因みにお米=1290㎏、水500㎖=170本他)、義捐金=1,352,976円。
 第二部は、くらし安全課による「久喜市における防災計画」の講話。
①東日本大震災における久喜市の被害状況
  主なものは、1)人的被害 重傷者1名
        2)建物被害 全壊、半壊、一部損傷は調査中
        3)屋根瓦破損等 824棟
        4)ブロック、石垣塀73件
        5)道路陥没・沈下 99件
        6)河川・水路    5ヶ所
        7)公園       1ヶ所
        8)ライフライン(電気ガス水道)は市内全域復旧澄み
        9)南栗橋地域の一部液状化現象発生=対応調整中
②久喜市地域防災計画
  災害基本法(昭和36年)に基づき、久喜市の地域における災害について、災害予防計画、災害応急対策、災害復旧計画等  の対応策について定め、防災関係機関、市民等地域の総力を結集することにより、総合的かつ計画的な防災対策の推進を図  り、市民の生命、身体および財産を災害から守ると共に、災害による被害を軽減し、もって市民の誰もが安全で安心して暮  らすことのできる「災害に強いまちづくり」の推進にしすることを目的とします。
③自主防災組織
  自分たちのまちは、自分たちで守る また 自らの安全は、自ら守る という自覚を持ち、市民自ら災害予防、救済救援、  避難等を行うことが大切です。そのための組織づくり、運営、訓練、啓発に支援を行います。
④久喜市における災害
  1)過去の例
  2)これからの大災害の予想=地震と水害(利根川の決壊)
⑤災害援助協定
  近隣市町と災害時における援助協定の締結を。

★災害支援ネットワークの構築への展望
  今回、福島県の被災者を受入れ、支援物資の集荷・搬送、夕食サービス・ボラその他をいろいろな団体・個人が体験しまし  た。行政は、「地域防災計画」に基づいて「久喜市防災会議」(会長は市長)を組織し、災害対策本部を立ち上げました。
  青年会議所および久喜市コミュニテイ協議会の活動は、行政の動きより先んじており、ボランティァの募集、配属、管理が  後手になり、現場のマネイジメントに不備不満が生じた。これを教訓として今回のネットワークの構築への展望何だろうと  思います。ところが時間がなくて肝心の部分の討論が出来ませんでした。いつか、どこかで討議をしておくことが必要で す。
  







柴又帝釈天と言えば・・・(寅さんじゃないよ)

2011-05-25 20:09:08 | Weblog
 そうですよねー、なんてったって「寅さん」ですよね。「寅さんに始まって寅さんに終わる」と言っても過言ではないですよ。それぐらい「帝釈天」と「寅さん」の関係です。それにもかかわらず「柴又帝釈天と言えば・・・」と言ってるんですから
、他に何かがあるんですよ。そうです。「柴又帝釈天と言えば・・・彫刻です。そん所そこらにある彫刻とは段ちがいです。二天門の正面、唐破風の屋根に浮彫の彫刻、左右に四天王のうち増長天と広目天の「二天」を安置している。この二天門を入った境内正面に位置するのが「帝釈堂」です。拝殿と奥の内殿からなっており、屋根は唐破風と千鳥破風で出来ています。この内殿の外側の10枚の「胴羽目板彫刻」が素晴らしいのです。彫刻は、仏教経典の中でも最も有名な「法華経」に説かれている代表的な説話10話を選び出して彫刻したものです。大正11年から昭和9年まで加藤寅之助ら10人の彫刻師が1面づつ分担製作した。
 1.塔供養図   =序品     =金子光清      
 2.三車火宅の図 =比喩品    =木嶋江運
 3.一雨等潤の図 =薬草喩品   =石川信光
 4.法師修行の図 =普賢菩薩勧発品=横山光一
 5.多宝塔出現の図=見宝塔品   =石川銀次郎
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10.法師守護の図         =加藤寅之助
彫刻の寺=帝釈天・題経寺。この彫刻師の中心人物は、加藤勘造(その息子・寅之助)と房総の伊八こと高石信明・仙蔵です。
一枚一枚写真と説明書きをここに紹介したいところですが、それは帝釈天に行って、現場の雰囲気とともに味わって下さい。入場料¥400です。この入場券で一緒に帝釈堂裏手の池泉式庭園「邃渓園」を見ることが出来ます。それと一緒に「大客殿」も一見の価値があります。¥400は拝観料は安いです。彫刻よりダンゴの人は、近隣に川魚料理の老舗が多数あります。

久喜市在住の民謡歌手= かすみ さん

2011-05-15 16:14:17 | Weblog
久喜にも美人の演歌歌手がおりますよ、しかも寿司屋で働きながら歌手活動と、二足のわらじを履いての生活です。先日、久喜・東口にある「藤寿司」にいきましたら、写真のポスターが貼ってありました。それで、注文すると料理を持ってくるじゃ無いですか、最初気がつかなかったのですが、何回かきて顔を見合わせて「あれ! ポスターの人?」と思わず聞いてしまいました。「えっー私です」 「ママさん、どうなってんの」、「かすみさんは、栃木県日光市出身で裏に住んでるのよ、それでよく三味線や民謡を歌ってるのが聞こえるのよ、それで、内の旦那、演歌好きだから、いろいろ話を聞いているうちにこうなっちゃったのよ、歌手の仕事の時は歌を、歌の仕事が無い時はこの店で・・」。昭和63年生まれ、小学2年(8歳)の時、民謡と三味線をそれぞれ師匠に付き、平成11年コロンビアレコード主催民謡全国大会・青少年の部で優勝、11歳でレコーデイング。
中学卒業と同時に青森県に移住、6年間 本場津軽の須藤 圭助氏のもとで津軽民謡の修行に励む。また、津軽民謡の原点を学ぶため、地域の人と触れ合い、津軽弁や津軽独自の風習を学んだり、田植えや稲刈りなどの農作業にも従事。平成19年NHK主催東北民謡コンクール優勝大会」ジュニア大賞、平成20年「RAB主催民謡グランプリ大会」第54代民謡王座受賞(19才は最年少記録)因みに、かすみの歌は、①津軽あいや節 ②黒石よされ ③黒石甚句 ④黒石じょんから ⑤津軽甚句(ドダレバチ) ⑥津軽よされ節 ⑦津軽小原節 でCDも販売しております。「津軽民謡をもっと多くの人に聴いていただき、日本の伝統芸能を守って行きたい」と、津軽民謡を主に津軽三味線や演歌など幅ひろく活動していきたいと思います。

消防の広域化=田中市長のお話から(1)

2011-05-07 13:33:37 | Weblog
5月6日(金)に開催された区長会議における田中市長のご挨拶から、「埼玉県消防広域化推進計画」における「消防広域化第7ブロック協議会」の進捗状況のお話がありました。その要約を記します。
 *平成20年3月、21世紀の県民の安全・安心の確保を図るために本県の消防体制のあるべき姿を構築すべく「埼玉県消防広域化推進計画」が策定されました。
 *何故 広域化なのか、近年の災害や事故の多様化、大規模化や都市構造の複雑化しており、単独市町村の消防体制では対応が難しくなってきております。埼玉県では、現在、36の消防本部があり、1本部の管轄人口が10万人未満の「小規模消防本部」が12本部あります。「小規模消防本部」は、出動体制、保有消防車両、専門職員の確保・育成などに限界があると言われ、消防体制としては必ずしも充分ではないと言われています。そこで、県民の皆様の期待に対応すべく消防の広域化をはかり
消防体制のさらなる充実強化を進めます。そこで、現在ある36消防本部を、7つのブロック=消防本部にまとめようとするものです。
 *第7ブロックとは、加須市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、宮代町、白岡町、杉戸町の5市3町です。管轄人口574千人、面積406㎢ です。
 *これまで協議をしてきた結果、決定を見たのは、①消防本部の場所=地理・人口・都市構造および交通等の諸状況並びに既存施設の活用等を勘案し、久喜地区消防組合消防本部に置くものとすることに決定。 ②指令センターの設置=消防本部と同じ庁舎内に設置することに決定。 ③消防本部の名称=当然①と②が久喜ですので、これも久喜ではないでしょうか。やはり合併の時と同じく難しいようです。地名・町名にないものを付けることになるのでしょうか。7つの消防本部(構成市町村)から、新たな名称を2案ずつ募り、首長協議のなかで投票方式により決定することになっています。