退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

ワークショップが終了=久喜市自治基本条例

2011-06-12 15:10:33 | Weblog
 22年3月に合併して初の市民参加による「条例づくり」・・・というとオーバーになりますが、条例に盛り込むテーマと内容をまとめる作業が終わりました。この条例は、平成15年12月田中市長の「市民の手による久喜市自治基本条例」という呼びかけで100名に及ぶ市民が集まり、1年6ケ月間に及ぶ議論に議論を重ね、平成17年3月に施行されました。そして、合併より1年以内に久喜、栗橋、菖蒲、鷲宮が一緒になって久喜市自治基本条例を作成することになっています。それが今回のワークショップであり、策定審議会であります。
 ワークショップは、22年10月 3日(日)を第1回とし、第8回の平成23年6月5日(日)を最後に計8回開催されました。54名の人たちが登録し、毎回平均して30人前後の人が出席しました。検討の進め方は、前半が「テーマ別グループ」による検討、後半がグループ別に提言書素案の逐条検討を行いました。一方では各グループより1名、各地区より1名、東京理科大より1名、他に特に希望者2名、計13名を「起草委員」として、ワークショップでの条例に織り込むべき内容の再検討と整理を行いました。
 テーマ別は、①参加・協働 ②地域コミュニテイ ③行政 ④議会 ⑤条例の実効性の担保・運用・住民投票 の5つで、おおよそ8~9人づつということですが、あてがい参加、動員の地域があり、当日欠席で実質6~7人、グループによっては、3~4人でした。ある地域の人は、内容を知らずに、とにかく参加してくれと頼まれてきたけど、こんなわけのわからないことをやるのでは、次回から来ないよ、と言ってました。グループ別テーマ別討議でしたので、自分たちのテーマについては理解できますが、それ以外については全く蚊帳の外で「自治基本条例」の全体像は理解されていないのではないかと思います。また、自分たちの、ある一つのテーマについて、他のグループの意見を聞くこともできませんでした。全体的に時間不足で充分な討議が出来なかった印象が残りました。特に住民投票については、グループ討議でも、起草委員会でも白熱しましたが、いかんせん理解不足=討論不足はぬぐえませんでした。
 この後は、庁内連絡会議で、ワークショップからの提言書に基づいて条例案文を作成し、策定審議会に諮問されます。今年の11月議会に市長提案で議会の承認を求めるものと思います。議会承認を得て来年4月施行の運びとなるのではないでしょうか。

 最後の最後に、グループ毎に「慰労会」らしく”オードブル”(サンドイッチ、焼き鳥、ソーセージ、フライ etc)の大皿とお茶がでまして乾杯しました。こんなことは初めてです。いろいろな行政主催の集まりに参加してきましたが、お茶以外出たためしはありません(このお金は、どこから出ているのかしら?)




郭公(かっこう)の鳴き声を聞きました・・・

2011-06-09 10:52:31 | Weblog
 6月7日の午前6時55分ごろ、吉羽公園・千勝神社の杜で「かっこう」「かっこう」と鳴いている声を聞きました。久しぶりでした。朝の爽やかな鳴き声で一瞬感動しました。まだ久喜にもかっこう鳥がいるんだ、と思いました。どの木で鳴いているのか探そうと木ぎを観て歩きましたが、鳴き止んでしまい、見つかりませんでした。私が小さいころは、「吉羽の天神様」とか「避病院辺り」の杜で「かっこう」「かっこう」と鳴いている声が線路越しに遙か彼方より聞こえたものです。「恰好」は「ほととぎす」とも読み、ハトぐらいの大きさで「ホトトギス科」の鳥です。この鳥は、ずるい鳥で卵を産見ますが温めるのはモズ・ホオジロ・オナガ等の巣に托卵して、これらの鳥を仮親として哺育させます。夏の暑い時期に鳴く「かっこう」は、爽やかさが感じられます。