退職者スーさんのまち起こし・地域起こしボランティア

私は、定年退職し、会社人間から社会人間=地域人間に変身中です。どうしたら地域の仲間に入り、楽しく有意義に生きられるか。

請願の審議の行方は?

2009-02-20 21:07:39 | Weblog
 2/2に「合併にあたって住民投票を求める」という市民団体からの請願ですが、内容は読んでいないのでわかりません。議会事務局に行けば見せてくれるのでしょうか。それは別にして、審議の結果の評決はどのようになるでしょうか。「住民投票に賛成」する議員と「住民投票に反対」の議員の数字はどのようになるでしょう。仮に「住民投票に賛成」する議員のほうが多く「住民投票条例」が制定されることになったら、菖蒲町と同じようにどうしても合併を成功させたいということで田中市長は地方自治法の第176条による「再議書」を議長に提出して、3分の2以上の賛成が無い、ということで(住民投票条例を)否決する。そんなストーリーになるのでしょうか。
それでは、「請願」に対する審議で賛成か反対か、票読みをしてみてはいかがでしょうか。会派で見てみますか。まず新政議員団は7人ですが、与党すなわち市長派ですので住民投票反対でしょう。公明党3人、国政からみて与党ですので住民投票反対でしょう。計10人です。問題は住民投票賛成派です。一致団結できるでしょうか。最大会派の大地は5人ですが、どうでしょう。次に市政3人、大丈夫でしょうか、共産党2人は堅いでしょう、一応計10人です。そして残りは改進の2人です。これが曲者です。最後までわかりません。緑の基金でどんでん返しをやりました。政治家の常日頃のことでしょう。2人がどちらかにいくのか、1人1人に分かれるのか。新政議員団から議長が出ています。Sさんが決断に揺れているそうです。みなさん、ぜひ議会を傍聴してみてください。住民投票賛成者はだれか、住民投票反対者はだれか、
 22日は「日曜日の議会」で代表質問の日です。久喜市では日曜議会を開催するのは初めてです。3月6、9日の総務委員会、19日の討論・採決です。

住民投票を求める請願

2009-02-07 22:25:04 | Weblog
 2月2日に「合併の住民投票を求める請願」が二つの市民団体「未来工房ハッピーハンド久喜」と「久喜市合併を考える会」から久喜市議会議長あてに提出されました。2月の定例市議会にて審議されます。
 合併の住民投票を「やる」「やらない」は巷ではいろいろな場で、いろいろな人が論じています。どちらにしても「損得はわからないけど、合併はしかたなく賛成」というのが大方の意見です。しかし、久喜市には「久喜市自治基本条例」というのがあり、「市民に重要な案件が生じたときは住民投票を行うことができる」とあります。ですから、素直に解釈すれば住民投票を実施することになるのだろうと考えます。「重要な案件」とは何か、合併は「重要な案件」になるのかならないのか、の判断です。合併が「市民の重要な案件」に入らないとすれば、合併のほかにどんな課題があるでしょう。具体的に名前を挙げて欲しいものです。百歩譲って「住民投票をやらない」のであれば、市民に納得のいくように、その理由を説明をする必要があります。そうすれば、みんな納得します。ただ、その理由が、「回収率が高い、費用が安い」の類の理由では陳腐すぎます。高度な政治判断が必要だと思います。みんな住民投票をやれば合併は毀れる、費用がかかるのは百も承知しています。何かが欠けているのです。