2月に行われたサウジカップですが
アメリカのサーヴィス調教師たちの出走馬へ禁止薬物投与によるドーピングにより
マイク・スミス騎手が乗る1着入線馬が失格に2着だったミカエル・ミシェル騎手が繰り上がり1着になった
サウジカップでもマキシマムセキュリティが1着でしたがこちらもまだ賞金の支払いが行われていない
失格になれば6着ゴールドドリーム7着クリソベリルがそれぞれ繰り上がり
賞金もアップする会員さんも待ちくたびれているでしょうけど多分繰り上がるのでガマンどころ
日本馬はディープインパクトの件でドーピングにはかなり厳しくなっているので皆無
カジノドライヴがベルモントSへ出走する時に勝たせまいと寝藁に細工するとか平気でやるし(藤澤先生の機転で回避)
でも世界で勝つには汚いことも必要なのか?そうではない
エルコンドルパサーのように大逃げ打ってあわや勝つか?までいった凱旋門賞
勝ったモンジューより現地では着差わずか2着エルコンドルパサーのほうが絶賛されていた
今外国馬は日本のG1を勝つことが一番困難だと思うよ
一昨日93年皐月賞馬ナリタタイシンが30才で亡くなった
93年牡馬クラシックは
皐月賞
ナリタタイシン(武豊)
日本ダービー
ウイニングチケット(ワタクシはチケゾー信者)
菊花賞
ビワハヤヒデ(岸慈彦から岡部幸雄へ)
と3頭仲良く1冠を分け合いそして30才まで3頭とも健在という3頭とも長生き
この年のクラシック路線にはドラマがあり
武豊騎手とウイニングチケット厩務員の島さんそして皐月賞前まで主戦だった岸慈彦騎手は栗東小学校の同級生
ビワハヤヒデを降ろされた岸騎手のため2人は打倒ビワハヤヒデを誓ったというエピがある
93年の話をすればワタクシ2日かかるほど裏話があり今でも飽きないほど面白い
93年世代は長生きだと言われてきたね(宝塚記念勝ち馬ダンツシアトルも健在)
皐月賞ではBNW対決と3強ムードを強調しダービーまでは3強だったが
秋の菊花賞では皐月・ダービー2着だったビワハヤヒデ1強という構図になっていた
今週第一弾皐月賞今年はSSC対決
93年のようになるのか?
サトノフラッグ
美W稍重
65・6-50・5-36・6-11・8併せ馬なり
ヒューイットソン騎手(レースはルメール騎手)が乗り
3勝馬を3馬身追走直線で重心低いフォームで加速し
スピード感良いフットワークで併入に持ち込んだ
先週もWで63・6-11・7併せ強めとかなり負荷をかけた
今週はサラッと流す程度だったがこの動きならあの2頭の追いついたと思う
評価AAA
コントレイル
栗坂稍重
52・9-38・1-12・4馬なり
単走で軽めの追切
先週福永騎手が乗ってCW80・5-11・9併せ強めと良い負荷をかけた
輸送も考慮し前回と同じ調教過程
本来中山は得意なコースではないがホープフルSよりは今の馬場のほうがこなせると思う
評価AAA
サリオス
美W稍重
69・0-54・0-39・9-13・2併せ馬なり
石橋騎手(レースはレーン騎手)が乗り3頭併せの一番後ろを追走直線内に入って併入に持ち込んだ
いつもなら木曜日追切の堀厩舎だが異例の水曜追い切り
先週Wで66・1-11・8併せ一杯と堀厩舎にしては負荷をかけた追切
なので今週は軽く流した程度だが馬体の良さが際立っており
コントレイルに引けを取らないデキ
評価AAA
ダーリントンホール
美W稍重
68・6-53・2-38・6-12・0併せ一杯
3頭併せの一番後ろでスタート
道中はガマンが効き直線では抜群の手応えで仕掛けると
一気に加速しそれぞれ2馬身1馬身先着した
道中いかに脚を溜めれるか?を重点に追い切られ
流れが速い展開なら3強まとめて差し切ることもありそうだ
共同通信杯勝ち馬はここ10年で皐月賞4勝3着3回と馬券では抜群のデータがある
評価AA
ビタ―エンダー
美W稍重
68・3-53・3-39・5-12・2併せG前仕掛け
津村騎手が乗りOP馬を6馬身先行し4角で外回って
直線でパートナーが差を詰めてくると津村騎手が気合を入れて
再度グイッと伸びて2馬身先着した
OP馬を引きつけて最後二の脚で先着したので本番を見据えた追切
共同通信杯2着もフロックでは無さそうな追切だった
評価A
ガロアクリーク
美W稍重
67・8-53・0-38・8-11・9併せ馬なり
ヒューイットソン騎手が乗り3勝馬を3馬身追走
直線入り口で1馬身まで詰めて仕掛けると
抜群の反応を見せ1馬身先着した
ヒューイットソン騎手はサトノフラッグの追切も行い
サトノフラッグのコメントはしなかったがガロアクリークはメンタル面での成長を評価していた
多分正攻法では3強に勝てないでしょうが立ち回りでワンチャン狙っているのが分かるコメントだった
評価A
ヴェルトライゼンデ
栗CW稍重
84・2-68・0-53・0-38・8-12・0併せ一杯
2週続けて池添騎手が騎乗
3勝馬を4馬身追走し1馬身先着した
まだ体を持て余しており手前をスッと替えられない面もある
キャリア5戦目で競馬というのは分かっていると思うが
実績とは裏腹にまだ子供子供している
完成は古馬になってから
評価A
クリスタルブラック
美坂稍重
55・6-39・2-12・4併せ馬なり
3勝馬を2馬身追走徐々に差を詰め
半ばあたりで追いつくと手応え良く
馬なりのままだが1馬身先着した
先週Wで65・0-12・0併せ強めと好時計を出しているので
今週の時計は平凡だが仕上がりは上々
評価B
マイラプソディ
栗坂稍重
54・4-39・6-12・9併せ強め
3才OP馬と併せて併入だった
先週は武豊騎手乗り3頭併せ直線まで力んで走っており
ゴール前では余力がなかった
2週前は手前を替えずムキになって走っていた
エンジンのかかりが遅く力んでしまうのは致命傷
多分力が上にいっていてそれで前走共同通信杯は伸びなかったと思う
エンジンがかかればメンバー屈指の脚を使ってくれるだろうが・・・
能力は通用するがどのみち当日のテンション次第
評価B
ラインベック
栗芝稍重
81・5-64・4-49・3-36・0-12・1併せ強め
岩田康誠騎手が乗り3頭併せの真ん中
気合十分に併入に持ち込んだ
先週はチークピーシーズをつけて追い切ったが併せ馬に一瞬で抜かれ
効果は分からなかった今週はブリンカー着用してまずまずの出来
評価B
レクセランス
栗CW稍重
81・8-66・7-52・6-38・8-12・3併せ馬なり
2週続けて北村友一騎手が騎乗
先週は2頭併せで併入今週は2勝馬を4馬身追走し
直線内に入りクビ差先着した
裏街道の無敗3戦3勝馬で伏兵扱い
右にもたれる面もガマン出来ていたしまずまずの出来かな?
評価B
テンピン
栗坂稍重
52・9-38・8-12・8一杯
3週続けて中井裕二騎手が騎乗
先週坂路を59・4-14・3で上がってから
CWで79・0-12・1併せ一杯と好時計をマークした
今週は坂路で単走だが力強いフットワークで
休み前と比べても成長がうかがえる
昨年暮れの中京で新馬勝ちをし1戦1勝ながら抽選無しで出走できる
史上初のクラシック2戦目でのG1制覇もあるが
CWの猛時計を見るともしかするとやってしまうのでは?という期待もある
評価B
コルテジア
栗CW稍重
85・5-69・4-54・2-39・9-12・0併せ一杯
3頭併せで2頭追走
直線では2頭の間を突いて先着した
CWで入念に乗り込まれて気配は上々
操縦性があり混戦模様ならゴール前抜け出すことも
評価B
キメラヴェリテ
栗坂稍重
53・2-38・9-12・4一杯
藤岡康太騎手が乗り単走
2週続けて坂路追いだが先週も今週も手前を替えず駆け上がって
先週はふらついていたが今週は騎手が乗ったので真っすぐ走っていた
2週とも力強いフットワークで走れており馬場渋って良いと思う
評価B
ブラックホール
美坂稍重
54・1-39・4-12・4併せ強め
坂路2本目で1勝馬を2馬身追走
じわじわと差を詰めてラスト強めに追われ
手応えは劣ったが食い下がって併入まで持ちこんだ
今週は調教動く馬と併せたので見た感じは平凡だが
先週坂路で50・5-12・6併せ一杯と力強い走りは見せている
この馬の持ち味でもあるタフさが馬場渋って良いと思う
評価B
アメリカンシード
栗CW稍重
82・1-64・6-50・7-37・0-12・3併せ強め
未勝利馬を3馬身追走
直線ピタッと馬体併せてクビ差先着した
道中力んでいたわりに最後まで踏ん張っていた印象
手前も何度も替えず走れたので気配は悪く無いと思うが・・・
評価C
ウインカーネリアン
美W稍重
69・0-54・1-40・3-12・1併せ馬なり
田辺騎手が乗って2勝馬を3馬身追走
序盤はゆっくり入り馬なりのまま
終い重点できっちりと併入した
前走とほぼ変わらない出来で流れに乗れればチャンスはある
評価C
ディープボンド
栗坂稍重
52・7-38・0-12・5一杯
見習い騎手が乗って単走
トビも大きく体を上手く使えてない印象
中1週でも負荷をかけたことは良いと思うが
変わり身は薄そう
まあメンバー強力なのでさすがにキツいかな?
評価C
以上18頭
感想は
やはり3強は仕上がり良い
ただ今週も日曜日雨模様なので
すんなり決まるところに一角崩す1頭が入るかもしれない
SSCで決まって欲しい
参考まで
調教ありがとうございます!
いつも参考になるコメント、ありがたいです^_^
野球だとSSKですね。
SSKなら
Vコングですね
今週は3強決着で丸く治まってほしい