殺人猛暑と言われたこの夏も盆を過ぎると、涼風が心地よくなってきました。
...というようなことは一寸書くのをためらうものがあります。
書いたら、又ぶり返したりしますので。
暑い、暑いがな、いつまで続くんだ~っ、と書いておこう...。
涼風が心地よく感じられるのは、暑さが続いていたからです。
風も吹かない、空気がドンよりして気力も体力も奪われて行く...
そこにポッカリとどっかに穴が空いたようになり、涼風が吹き込んでくる...
それは重い、思いでガンジガラメの状態に、隙間が生じて、そこからあの新生の命を呼び込む霊なる気ープネウマが流れてくることを想起させます。
涼風は、修行などで作り出したり、開発したりするものでなく、自ずと吹き込んでくるものです。
ただ、こちらがその隙間、通気孔を塞ぎさえしなければいいのです。
どんなに諸々の思いにトラワレていたとしても、僅かな隙間でもいい、よく分からないような微風でもいい、通るものがあればいいのです。
どんなに苦しくても人間どっかで"破れ"てしまうものです。それが一瞬の隙間になったりします。
その僅かな隙間、微風というものは、実は大小とか強弱とかとは関わらないものを内に秘めているのです。
その隙間の向こうには、大気が充満、遍満しているのです。
大きかろうと、小さかろうとその質は変わりません。
その命の風にこちらが享受し、ゆだね、開いて行くことで、こちらの状態が変わってくるのです。
こちらの心とか身体自体に変わって行く何かがあるというよりも、変わるのは風の浸透によると言っていいでしょう。
変えようとしなくとも、変わる時は自ずと変わるのです。
夏の蒸し暑い気候が、秋のカラッとした気候に変わるように...
そしてそんな時...
特別、喜ばしい、幸福にさせるものは無くとも、ただその事を享受しているだけで、幸福になります。
見よi あの重く覆われた雲の隙間から、精神を高揚させずにおかない真紅の夕日が顔を出すi...おお、日も沈み、その雲も何とも切ない郷愁を呼び覚ます、紫の並み模様に染めあがって行く...
これで幸福でない訳がないi
と、いつの間にか詩モドキの文章に変わってしまう今日この頃です。
...というようなことは一寸書くのをためらうものがあります。
書いたら、又ぶり返したりしますので。
暑い、暑いがな、いつまで続くんだ~っ、と書いておこう...。
涼風が心地よく感じられるのは、暑さが続いていたからです。
風も吹かない、空気がドンよりして気力も体力も奪われて行く...
そこにポッカリとどっかに穴が空いたようになり、涼風が吹き込んでくる...
それは重い、思いでガンジガラメの状態に、隙間が生じて、そこからあの新生の命を呼び込む霊なる気ープネウマが流れてくることを想起させます。
涼風は、修行などで作り出したり、開発したりするものでなく、自ずと吹き込んでくるものです。
ただ、こちらがその隙間、通気孔を塞ぎさえしなければいいのです。
どんなに諸々の思いにトラワレていたとしても、僅かな隙間でもいい、よく分からないような微風でもいい、通るものがあればいいのです。
どんなに苦しくても人間どっかで"破れ"てしまうものです。それが一瞬の隙間になったりします。
その僅かな隙間、微風というものは、実は大小とか強弱とかとは関わらないものを内に秘めているのです。
その隙間の向こうには、大気が充満、遍満しているのです。
大きかろうと、小さかろうとその質は変わりません。
その命の風にこちらが享受し、ゆだね、開いて行くことで、こちらの状態が変わってくるのです。
こちらの心とか身体自体に変わって行く何かがあるというよりも、変わるのは風の浸透によると言っていいでしょう。
変えようとしなくとも、変わる時は自ずと変わるのです。
夏の蒸し暑い気候が、秋のカラッとした気候に変わるように...
そしてそんな時...
特別、喜ばしい、幸福にさせるものは無くとも、ただその事を享受しているだけで、幸福になります。
見よi あの重く覆われた雲の隙間から、精神を高揚させずにおかない真紅の夕日が顔を出すi...おお、日も沈み、その雲も何とも切ない郷愁を呼び覚ます、紫の並み模様に染めあがって行く...
これで幸福でない訳がないi
と、いつの間にか詩モドキの文章に変わってしまう今日この頃です。