キンカンの木

　メジロの為の蜜柑の輪切りだったのだが、ヒヨがやってきた。

　この鳥は大食漢だし、食べ方が荒っぽいので蜜柑を地面に落としたりする。

　

　例年は２羽ぐらい飛んできて、追っ払っても直ぐやって来ていたが、今年のヒヨは少しは礼儀正しいようだ。

　カーテンをちょっといじっただけの動作を察知して、さっと飛んでいなくなる。

　キンカンの選定の時期はとっくに過ぎているのだが、実の色づき具合の関係で今まで引き延ばしていた。

　

　一度収穫して甘く煮て、２瓶ほど瓶詰にしたがもう１瓶は食べてしまった。

　ほとんど取ってしまう予定で収穫した。

　

　けっこうな量があって、相方によると２瓶くらいはありそうである。

　キンカンとメジロとの付き合いで蜜柑をほぼ毎日食べているので、胃腸の方は極めて快調である。

　キンカンの木は小枝を思い切って選定して、風通しを良くしてやることにした。

　

　葉っぱが少なくなって、メジロにしたら迷惑な話かもしれないが、ミカンを挿して置いたら次々とやってくる。

　ついでにヒヨもやってくる頻度が高くなった。

　多分今年は枝が少なくなった分花が少なく、実も少しかも知れない。

　沢山取れたあくる年は少なくなるので、今年はいい選定の時期なのかも知れない。

　
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