今年の花は去年の春を知らない

　コロナワクチンの副反応は、私も相方もどうやら午後には山を越えた。

　腕の強ばりが弱くなったのと、相方の口の回転もいつもの調子に戻りつつある。

　川沿いを歩いたら、柳が薄い黄緑色に見え始めた。

　

　（薄く色づいてきた柳の枝）

　柳は枝の皮が薄くではあるが、黄緑色に変わってきた。

　新芽も膨らみ始めている。

　田んぼを歩くと、特に気をつけて探さなくとも土筆が見えるようになった。

　

　（畦のツクシ）

　もう、そこら中にニョキニョキといった感じで、目を皿のようにして探した数日前が嘘のよう。

　レンゲも咲いていたが、一面のレンゲ畑になるまでＵＰは先送りとする。

　

　（ヒイラギ南天）

　鬼門を守るべく植えられたヒイラギ南天も花が咲き始めた。

　週間天気予報をみると、明日からは最低気温が5度以上で、日中は20度近くにもなりそう。

　本格的な春になってきたようだ。

　長男も人間ドック受診で帰ってくるし、玄関をすこし広くしておこうと玄関退避組の鉢を外に出すことにした。

　

　（猫から柱を防護のための鉢）

　玄関の中にあった鉢を外に出す機会に、玄関脇の柱を猫から防護するための鉢の構成を変更した。

　杉の盆栽だの、柑橘類の鉢だので冬期は代用をさせていたのだ。

　我が家に18年以上君臨した猫と、現在の隣の猫の爪研ぎ用になってしまって何となく情けない姿の柱。

　これだけ並べておけば、何とかご容赦願えそうな気もするが・・。

　

　（金の成る木・キリタンサス・ベゴニアなど）

　ついでに、満開の状態のシンビジウム以外の鉢は、全員表に出て貰った。

　急に外に出されて、少々ゲンナリ感も見えるが徐々に慣れて貰うことにする。

　さて、明日は長男がドック受診のため帰ってくる。

　ついでに、私のネット接続の不具合を見て貰おうと目論んでいる。

　

　こちらの目論見も知らず、のんびり帰ってくる筈だ。

　まあまあ、私にすれば丁度良いタイミング。

　長男にすれば、またかよ・・だろうけど。

　「花が咲く去年の春を知らぬまま」・・・しろ猫

　
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