太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

160人の気持ち

2020-04-10 10:24:42 | 日記
昨日の新聞の記事。
4月8日、ハワイに20便のフライトが着き、654人が降りた。
654人のうち、160人が旅行者で、239人がハワイ在住民、
131人が飛行機のクルーで、残りはビジネスなど。

通常は旅行者だけで毎日3万人以上がハワイを訪れる。
それがこんなことになり、誰も旅行どころじゃないのかと思いきや、そうでもない。
主なホテルや、生活に必須ではないものを売る店はたいていclose。
ショッピングモールや美術館、ビーチパークもclose。
レストランは、営業している店でもテイクアウトのみ。
そんなハワイに来て、いったいなにが楽しいのだろう。
ハワイに着いたら2週間はホテルで謹慎すること、ということになっている。
地元民は、ちゃんとそれを守る人が多いけれど、旅行者は守らない。
守らないで出歩くからといって、法的に謹慎を強制することもできない。
10日ぐらいの日程だとすれば、謹慎しているだけで旅行が終わってしまうから
という言い分もわかるが、それなら何故来る?
空気循環ができない狭い飛行機に何時間も乗ってまで。
私はその160人の気持ちを聞いてみたい、という好奇心に駆られる。

ハワイは小さな島々なので
外部からの接触を完全に断つことができたら、きっと感染はおさまってゆくはず。
思い切って「鎖国(州?)」してしまう、というわけにはいかないものか。






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