ウィル・フェレル主演の「キャンペーン」
選挙活動を描いたコメディーで、前評判は悪くなかった。
宣伝にもお金を使っていて、おおいに期待をして観にいった。
なんていったらいいかなあ。
ウィル・フェレルは、好き嫌いが分かれる俳優じゃないかと思うけど、私は好きだ。
わざとらしい、おおげさな笑いを目指すから、アクが強い。
今までの作品は、ストーリー自体や俳優陣にもそれなりの勢いがあって、彼のアクの強さも話の中におさまっていた。
だけど、この映画は、彼のアクの強さが悪いほうに目立って、
「ああ、もういいよ・・・」
と言いたくなる。
日本での映画のタイトルは失念したが、「STRANGER THAN FICTION」
いきなり自分が、小説の主人公になっていることに気づき、作家が作るストーリーどおりに人生が展開してゆく男を演じたウィル・フェレルは、
すごくよかった。
孤独なサラリーマンを、彼にしか出せない味で演じた。
真面目な役もちゃんとできるんだから、もうお騒がせコメディは潮時じゃないかしらん・・
と勝手に思った映画であった。
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