太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

長岡の花火

2014-03-11 08:07:01 | 日記
毎年、この時期にホノルルフェスティバルがある。

パレードがあったり、和太鼓のショーや、特別映画の放映だとかいった催しが

3日間おこなわれる。

ほとんどが、私の苦手とするワイキキ近辺だし、

実をいえば「南京玉すだれ」のショーに心をひかれたけれど、

今年も出かけなかった。



でも2年前、最後の夜にあがる、長岡の花火を見にいったことがあった。

雨季らしく雨模様で、ワイキキには車をとめられず、ずいぶん遠くに車をおいて

歩いて行った。

人がごったがえすモアナサーフライダーの前から、傘をさしながら花火をみた。

帰りは結構な雨になり、タクシーで車まで戻った。

思えばあれがハワイで初めてのタクシー体験だった。





数日前からホノルルでペットシッターをしているのだが、

その家のラナイ(バルコニー)から、真正面にその花火が見られるので、今年は遠くから眺めることにした。




ワイキキの空の上にあがる花火


ワイキキで、毎週金曜日の夜に花火があがるのだけれど、

時間は5分ぐらいだし、日本の花火を見慣れている人には正直たいした花火ではない。

長岡の花火は20分間で、こんなに遠くから眺めても

「おおー!」

といいたくなるようなボリュームだ。

やっぱり日本の花火がいい。



いくつもの大輪の花火が重なり合う



近くで眺めていたなら、きっと真昼のような明るさだっただろう



中学高校の頃、親友の家の隣が小学校で、

その校庭から上がる花火を、毎年眺めた。

当時はコンピューター制御なんてものはなくて、花火師が花火に点火するところも見られた。

胃の底まで響くような大音響とともにあがる花火。

その後には、火薬が入っていた紙の破片がと庭に落ちてくるのもおもしろかった。




飛行機の上から花火を見たこともある。

ハワイ島からオアフ島に戻ってくる飛行機から、大晦日の花火があがっているのが見えた。

いろとりどりの光の花が、音もなく静かにスパークする様子は、ファンタジーの世界だった。




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