太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

リリコイのトレリスをつくる

2024-07-10 08:22:43 | 日記
去る日曜日。
リリコイ(パッションフルーツ)がみるみる成長して、木枠にネットを張ったものでは追いつかなくなったので(リリコイは蔓の植物)、ちゃんとしたトレリスを作ることにした。
私だったら、ホームセンターに買いに行くんだけど、夫は自作する気満々。
どういうものにするか簡単にスケッチを書いたら、材料を買いに行く。

設置するのは、窓と建物の角の間。


8フィートの木材(アウトドア用に加工済)7本
ラティス 1枚
ブロック 5個

しめて13000円ほど。

角材をカットして

ドライブウェイで組み立てて

下地(プライマー)を塗って乾かしたあとで、焦げ茶のペイントで塗る。
塗る行程は写真を撮るのを忘れた。

午後には完成。


伸びすぎた蔓をうまくからませていく。(後ろにいるのは義父)

こんなふうになりました。

キッチンの窓の外にも、ハンギング植物を吊るした。

ダイニングの窓と同じ金具を取り付けて、ポトスをこちらに移す。
ダイニングの窓には、名前を知らないモサモサの植物を双子で吊るしてみた。
窓枠にコーちゃんがいるんだけど、見えるかな。


隣家のライアンは軍のパイロットだが、植物を育てるのも、大工仕事も玄人はだし。
彼らが越してきてから、庭はガラリと変わった。
何もなかったところに、でかいバナナが茂り、トウモロコシがあり、フェンスにはリリコイが伸びて、パイナップルまで育てている。
3人の子供たちのための遊具も、まるで公園のような立派なのをチョチョイと作ってしまうのだ。
そして今は、家の一部を増築中。もちろん、一人で、だ。

「リリコイの調子はどう?」

ライアンちのリリコイの花の写真を撮っていたら、ライアンが声をかけてきた。
トレリスをつくった話をしたら、

「いいねえ。花が咲いたら、受粉するんだよ。ほら、こうして・・・」

実際に花のおしべとめしべをくっつけて、見せてくれた。


なんでも自分でやってみる、というのはアメリカ人には多いように思う。
不器用で、おおざっぱな私は、ちゃんと測ってもそのとおりにならないので、結局材料と時間の無駄になる。
それは過去あまたの経験から実証済み。だからゆめゆめ自分でなんとかしようとは思わない。
夫は特別器用というわけではないが、根気があり、こつこつやり遂げることができる。その代わり、よく見ると適当におおざっぱではある。
器用さも、根気も、緻密さもない私には、こうして何かをやり遂げる人を尊敬してしまうのである。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿