整理整頓ができる人はすごいと思う。
私がここで言う整理整頓とは、大事なものが、あるべき場所にきっちりとあり、
やるべきことはすばやくやって、いつでも物事がクリアになっている、という意味である。
私は、てんでそれができない。
たとえば、これは大事な書類だから保管しておくとする。
と、保管する場所を忘れる。
あるいは、保管したはずの場所にない。
なんでもかんでも1箇所に保管すればいいのだが、どうしてだかそれもできない。
それでも日本で夫と結婚していた時は、日本語が話せない・読めない夫はアテにならないから、
物事の管理や手続きはすべて私の両肩にかかっており、なんとかやってこれた。
だから、まるっきりできないわけではないが、ものすごーーーーく努力が必要になる。
ハワイに来て立場が逆になると、もうダメ。
私は本来のノホホン人間に逆戻りしてしまった。
私ほどの人間はそうそういないだろうと思っていたところ、
いた・・・・・・・・・・・・・・・。
それは夫の父だ。
おととし、車の免許を取るための路上テストに、夫の父の車を借りた。
試験を受ける車に必要な書類はあらかじめわかっており、少なくとも1ヶ月以上前にリストを書いて渡しておいたのに、
試験当日になって、期限切れの任意保険のカードしかないことが発覚したことがあった(その辺の話)
そして先週のことだ。
アメリカには、日本の車検制度のようなものが毎年義務づけられている。
夫の父の車を、父の代わりに夫がディーラーまで持ってゆくことになった。
何十年も車に乗っていて、毎年車検を受けているのだから、何が必要か当然わかっているはず。
夫の父がくれた書類一式を持って行ったら、
車両保険を支払ったときにくれるステッカーがない。
仕事中の父に確認すると、ダッシュボードにあるはずだというのだが、
中を見ると、車両保険を払いなさいよ、という通知の紙しかなかった。
アメリカでは、車検の1ヶ月以上前に、車両保険の通知が来て、それをもって市役所で支払うと、
ステッカーをくれる。
そのステッカーを、車検のときに検査者がナンバープレートに貼り、車検を受けたという証になる。
要するに、父はその通知をずっと放ったままにしてあったということだ。
運よく、ディーラーから市役所の出先機関までは徒歩でいける距離で、
車検をしている間にステッカーをもらってくればいいという。
私たちは歩いて出先機関まで行き、現金しか使えないというのでATMに行って出直し、
その間、夫は、いかに父が整理整頓ができないか、ということについて愚痴をこぼしていた。
その点、夫の母という人は、スーパー・きっちりした人で、なんでもクリアになっている。
夫はどうかというと、夫の領域は見た目はグチャグチャなのだが、やるべきことは忘れず、
そのグチャグチャの中から魔法のように大事なものを見つけ出すことができる。
私は保管はできないけれど、少なくともやるべきことはやることができる。
こんな私が、保管と義務のエンドレスである総務という仕事を長年やってこれたのは不思議だと思っていたが、
もっともっと不思議なのは、
私よりもさらにダメな夫の父が、 45年も歯医者を経営してこれたという事実 。
スーパーきっちりの母は、自分の仕事に忙しい上に、たぶん父のことに関わるとストレスがひどいのもあって、
完全にノータッチにもかかわらずだ。
いやー、不思議だ。
考えれば考えるほど不思議。
ちなみに、夫の父は整理整頓はこんなんだけど、善人の国から善を広めにやって来たような人で
夫も、父が人を悪く言うのを聞いたことがないという。
ということを言い添えておこう。
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私がここで言う整理整頓とは、大事なものが、あるべき場所にきっちりとあり、
やるべきことはすばやくやって、いつでも物事がクリアになっている、という意味である。
私は、てんでそれができない。
たとえば、これは大事な書類だから保管しておくとする。
と、保管する場所を忘れる。
あるいは、保管したはずの場所にない。
なんでもかんでも1箇所に保管すればいいのだが、どうしてだかそれもできない。
それでも日本で夫と結婚していた時は、日本語が話せない・読めない夫はアテにならないから、
物事の管理や手続きはすべて私の両肩にかかっており、なんとかやってこれた。
だから、まるっきりできないわけではないが、ものすごーーーーく努力が必要になる。
ハワイに来て立場が逆になると、もうダメ。
私は本来のノホホン人間に逆戻りしてしまった。
私ほどの人間はそうそういないだろうと思っていたところ、
いた・・・・・・・・・・・・・・・。
それは夫の父だ。
おととし、車の免許を取るための路上テストに、夫の父の車を借りた。
試験を受ける車に必要な書類はあらかじめわかっており、少なくとも1ヶ月以上前にリストを書いて渡しておいたのに、
試験当日になって、期限切れの任意保険のカードしかないことが発覚したことがあった(その辺の話)
そして先週のことだ。
アメリカには、日本の車検制度のようなものが毎年義務づけられている。
夫の父の車を、父の代わりに夫がディーラーまで持ってゆくことになった。
何十年も車に乗っていて、毎年車検を受けているのだから、何が必要か当然わかっているはず。
夫の父がくれた書類一式を持って行ったら、
車両保険を支払ったときにくれるステッカーがない。
仕事中の父に確認すると、ダッシュボードにあるはずだというのだが、
中を見ると、車両保険を払いなさいよ、という通知の紙しかなかった。
アメリカでは、車検の1ヶ月以上前に、車両保険の通知が来て、それをもって市役所で支払うと、
ステッカーをくれる。
そのステッカーを、車検のときに検査者がナンバープレートに貼り、車検を受けたという証になる。
要するに、父はその通知をずっと放ったままにしてあったということだ。
運よく、ディーラーから市役所の出先機関までは徒歩でいける距離で、
車検をしている間にステッカーをもらってくればいいという。
私たちは歩いて出先機関まで行き、現金しか使えないというのでATMに行って出直し、
その間、夫は、いかに父が整理整頓ができないか、ということについて愚痴をこぼしていた。
その点、夫の母という人は、スーパー・きっちりした人で、なんでもクリアになっている。
夫はどうかというと、夫の領域は見た目はグチャグチャなのだが、やるべきことは忘れず、
そのグチャグチャの中から魔法のように大事なものを見つけ出すことができる。
私は保管はできないけれど、少なくともやるべきことはやることができる。
こんな私が、保管と義務のエンドレスである総務という仕事を長年やってこれたのは不思議だと思っていたが、
もっともっと不思議なのは、
私よりもさらにダメな夫の父が、 45年も歯医者を経営してこれたという事実 。
スーパーきっちりの母は、自分の仕事に忙しい上に、たぶん父のことに関わるとストレスがひどいのもあって、
完全にノータッチにもかかわらずだ。
いやー、不思議だ。
考えれば考えるほど不思議。
ちなみに、夫の父は整理整頓はこんなんだけど、善人の国から善を広めにやって来たような人で
夫も、父が人を悪く言うのを聞いたことがないという。
ということを言い添えておこう。
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