太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

真夜中

2013-04-14 15:19:57 | 日記
昨夜、寝ていたら、夫が突然枕もとのスタンドをつけた。

蚊がいる、という。

蚊の羽音に起こされるほど嫌なものはない。

庭に来ている孔雀が鳴きだして起こされることもあるけれど、朝まで鳴き続けるわけでもないし、

孔雀の場合はウルサイだけだ。

それに引き換え、蚊の羽音はかすかであるが、刺されて痒いというオマケがついてくる。

ここ数ヶ月、蚊が出没したことがなかったので、すっかり油断していた。


友人が使っているという、お姫様のような一人用の蚊帳を想像する。

そういうのがあったらいいんだがな。





夫は仰向けに寝たまま、シーツをお腹まで下ろして、

自分が囮(おとり)になるから、寄ってきた蚊をやっつけてくれという。

言われたとおり、私はベッドの上に正座して、オトリにやってくる蚊を今か今かと待った。

眠い目をこすりつつ、しかし待てども蚊はやってこない。



すると、そのうち夫が寝息をたて始めたではないか!



こんな真夜中に(といっても就寝時間が早いから、まだ11時ごろだったりするんだが)

私一人に蚊の番人をさせて、自分だけ高いびきとはどういうことか。

あほらしくなって、電気を消してさっさと寝た。

蚊に刺されるのは嫌なので、シーツを頭までかぶると、今度は息苦しい。

シーツから出たり入ったりしているうちに、今度は私の耳元まで蚊がやってきた。

これはもう退治するまで眠れない。

電気をつけて、また目を皿にして蚊をさがす。

羽音を聞いて数秒で電気をつけたから、敵は遠くに行っていないはずだ。

すると電気スタンドの笠のヘリに、敵がいるのを発見。

安定しない場所ながら、神経を集中させて両手ではたくと、見事的中した。

その音で目がさめた夫が、


「あ、取った?やっぱり僕が囮になる作戦はよかったということだねえ」


お腹に2箇所ぷっくりと刺された跡をくっつけて、なぁにを言っておるか。

囮作戦はとっくに終結し、これはプランBなんだ。


ところが、

晴れて敵を退治し、安眠できると思ったのも束の間、再び羽音に起こされた。

敵は一人(?)じゃなかったのだ。

ああもうどうにでもなれ、と思い、そのままにしていたら、

今度は私が手の甲を刺された。

よほど強力な毒を持っていたのか、たまらなく痒い。

しかし、ここで掻いたら負けだ。

何が負けかよくわからんが、とにかく掻いたら負けなのだ。

掻きむしりたいところを執念で我慢し、じんじんとしてくる手の甲を無視しようと努力しつつ、

どうだ、私は全然痒くなんかないんだと

どこかに潜んでいる蚊に対して一人で溜飲を下げたのである。







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