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太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

コールドターキー

2025-03-16 21:50:25 | 日記
クリスマスの頃、寝しなに突然両足の甲からふくらはぎにかけて全体が猛烈に痒くなり、なんだこりゃ!と声に出して言ってみたら、
『砂糖』
という言葉が降って来た。
よくわからないながら、次の日からきっぱりと砂糖をとるのをやめた。
そのあと、砂糖と痒みには関係があることがわかり、
果たして数日後には痒みも赤みも消えた。

ハロウィンからのホリデーシーズンは、人が集まって食事をする機会が増えるし、いただきもののパイやらクッキーやらチョコレートやらがたくさんあって、仕事に行けば誰かがデザートを持ってくるしで、もともと甘いものが好きな私はそれを食べていた。
砂糖の摂取量の目盛りを超えて、足が痒くなったのだと納得した。

あれから3か月。

料理に使う甘みは、はちみつやアガベシロップを使っている。
アガベは植物で、砂糖の1.5倍(たぶん)の甘さがあり、確かテキーラもアガベから作られるはず。
111パウンドを超えそうになっていた体重は、今104パウンドになって安定している。
履けなくなったパンツがはいるようになり、肌もとてもきれいになった。

痩せてきれいになるのは若いうち、と豪語してダイエットを諦めていたけど、
自分に合った適正体重はあるのだと思った。
104パウンドは47キロぐらいで、確かに私は過去、このぐらいの体重のときが1番多く、快適だったと思う。

下腹肉を落とす運動やストレッチをどんなにやっても取れなかった肉が、
砂糖をやめただけですんなり落ちて感動。

先日、友人の誕生日でディナーに行った。
デザートメニューを見ても、全然心を動かされない自分にも感動。

数年前からお酒も小麦も砂糖をやめている夫がよく言う。
「それがどんな味か知っているから、もういい」

職場に、マフィンの差し入れがあった。
アメリカサイズの、美味しそうなマフィン。
同僚のマフィンをひとくちだけもらって、それで満足。
まるごと1個食べても、ひとくちだけ食べても同じ。

「驚いた、コールドターキーだもん」

とは夫。
なにかを突然やめることを、コールドターキーというらしい。
夫は私が砂糖をやめるのに、もっと時間がかかるのではと思っていたという。
あの足の痒さを思ったら、砂糖なんか食べたくならないって。
それにしても冷たい七面鳥って何???








amazonあるある

2025-03-14 06:03:06 | 日記
年齢を重ねてくると、自分ではわからない「微妙な匂い」が身体から出て来るらしい。
最近、職場に出入りする何人かに、ふとその匂いではないかというのを感じたことがあった。
もしや私も匂いを放っているのでは、と思うと心配になる。
困ったことに、自分ではわからない。
夫に聞いてみたら、「なんの匂いもしない」と言う。
きっとそれは私の匂いに慣れてしまっているのかもしれない。

帰宅したときだけ浴びていたシャワーを、朝も浴びるようにした。
乾燥するので1日置きだったシャンプーを、気になる時には毎日するようになった。
ナチュラル成分の、塗るタイプのデオドラントを首の後ろと脇の下に少しつける。私は子供の頃から、首のまわりにたくさん汗をかくのだ。
そして、普段、香水やコロンはつけないのだが、昔使っていたコロンを久しぶりにAmazonで買った。

ベルサーチのBright Crystal
清潔な石鹸みたいな香りが好き。
すごく安くて、さすがAmazonだと思った。

今日、それが届いた。
あけてみて、驚いた。


ちっちゃッ!!!!

まるで試供品サイズ。
安いはず。
わかってる。
大きさを確認しなかった私が全面的に悪い。

Amazonあるある。
いつかジュディスが折り紙を頼んだ。
アート教室にやってくる子供たちのために買ったのだったが、届いてみたら2センチ四方の超小ぶりサイズで途方に暮れた。
つい先日も、ゼネラルマネージャーが店のプライスタグに使えると思って頼んだミニ黒板的なクリップが、これまた2センチほどのミニミニサイズ。
まあ、それはそれで意外にも使えて良かったのだけど。

「なんでちゃんとサイズを確認しなかったんだろ」

2人ともそう言った。
私も同じく。



謎のメモ

2025-03-14 00:29:30 | 日記
レシピを書き付けたものを整理した。
紙の切れ端に走り書きしたものを引き出しに放り込む。そうして溜まった10年分。
何度も使うものは調味料のシミがつき、鉛筆もかすれている。
全部引っ張り出すと、新聞の切り抜きもいくつもあった。
以前はよく作ったが、今はもう作らないものを処分する。
たとえば、ほとんど食べなくなった鶏肉料理、砂糖をやめたのでお菓子関係。
使えるレシピを、同じ大きさの紙に清書していく。

しかし、どうしても意味不明の走り書きがあった。

ポン酢 大2
みりん 大1 +ねぎ

なんだろう、これ。

醤油・みりん・酢 1:1:1

何が?

バター
ニンニク
麺つゆ

だから、なんのソース?

にんにく、しょうが、ネギみじん、
酢 大3 しょうゆ 大3 砂糖 小2 ごま油 小2
薬味をタレにいれる

美味しそうだけど、いったい何に使ったのだ。
ちゃんと書いておけって、過去の私。

わからないけど、気になって捨てずにいる。




前髪

2025-03-13 21:55:36 | 日記
些細なことなんだけど、最近気づいた。

日本人女性は前髪保有率がとても高い

言い換えると、

アメリカの女性の前髪保有率はとても低い

韓国と日本は文化が近いから、日本人と韓国人、としてもいいかもしれない。
たとえば職場にいる12人の私以外の女性のうち、11人は前髪がない。
前髪があるのは、スペイン系の同僚だけ。

これはある同僚に言われて気づいた。
職場にみえる日本からのお客様の髪形を見て、

「日本の人って前髪が好きなの?」

と言ったのだ。

そう言われて改めて見てみると、確かにそうだ。
大相撲が始まって(HOSHORYUが横綱になって嬉しい)、客席の女性の髪形を観察すると、老若にかかわらず、前髪がある。
NBAの試合を見ているときに、客席を観察するとほとんど前髪がない。
テレビのコマーシャルに出て来る女性も、数えたら前髪があるのは2人だけだった。
私の人生のほとんどは前髪ありで、なかったのはバブルの頃にワンレングス(懐かしい!)が流行ったときだけ。

ちなみにシュートメは前髪がある。
隣家の奥さんはない。
向かい側の家も、ない。

「だから日本人は若く見えるのかなあ」

前述の同僚が言う。
いや、それはどうだろう。
どうでもいいことだけど、ちょっと興味深い。





植物も期待が重くなる・・

2025-03-10 21:42:19 | 日記
家の前の花壇(ジャングル化しているけど一応花壇)に、赤いゼラニウムがある。
植物の世話は苦手だけれど、花があるのは好きなので苦手なりに肥料をおいたり、植え替えしたりしている。
植物に声をかけるとこたえてくれる、ということを聞いて、怪しい人みたいだが話しかけている。
そのゼラニウムが、なんだか元気がない。
花ガラはこまめにとって、水をあげすぎないように、雨が長引きそうなときには夜中でも起きて、屋根の下にいれたりしていた。
毎日、「もうすぐ咲くね!」「咲いたね、きれいだねえ」「今日はどうした?」などと話しかけていたのだが、いまひとつ。

1月下旬から来客が切れ目なしにあって、仕事も忙しくて、雨も多くて、話しかけることなどすっかり忘れて過ごしていた。

しかしふと気づくと、ゼラニウムがたくさん花をつけていた。
花ガラを摘まなくても、毎日雨が続いても、どんどん次の花を咲かせていく。
肥料はあげていたけど、声をかけなくなったらこの元気。

もしかして、私の声かけや期待が重荷だったのでは・・・

人間に褒められて伸びる子や、適度に放置して伸びる子などがいるように、植物にもタイプがあるのかも。
そうとしか思えない。