新年おめでとうございます!!
初詣で、賀茂神社に行ってきました。木に降り積もった雪がまるで夜桜のようでした。
東日本大震災から4年近くが経ちました。
東京オリンピックに向けてのさまざまな話題がマスコミを賑わし始めていますが、被災地でも少しずつ復興に向かって頑張っています。
漁獲量の増加等いろいろありますが、今日はその中の一つ、「金華山参道復旧」のニュースをお知らせします。(先月の河北新報掲載の記事を紹介します。)
「石巻市は17日、東日本大震災などで被災した離島・金華山の金華山黄金山神社の参道について、神社から用地の寄付を受け、市道『金華山公園線(仮称)』として整備する方針を明らかにした。市は今月中に神社と寄付の覚書を取り交わし、2016年度の復旧工事完了を目指す。
船着き場と金華山中腹の神社を結ぶ約1㌔の参道は、震災で崖崩れが発生した上、その後の台風で土砂が崩れた。所有する神社はボランティアの協力で、陥没箇所に砂利を敷くなどの応急復旧を進めた。
神社は多額の経費を要することから、独自の本格復旧を断念。参拝者の安全を確保するため、金華山を重要な観光資源と位置付ける市が整備することを決めた。
市道に認定するのは船着き場から神社参集殿付近まで約670㍍で、被害が大きかった海岸から約330㍍の区間で復旧工事を実施する。財源は国の社会資本整備総合交付金の活用を見込み、のり面の崩落防護措置も講じる。
市牡鹿総合支所の木村富雄支所長は『金華山は牡鹿地区の観光のシンボル。1日も早く安心してお参りできるような環境を整えたい。』と話した。」
との記事です。
新しい年が始まり、今年をうらなう様々な雑誌が発売されています。
それらの中に、開運神社の一つとして、「金華山黄金山神社」が紹介されていました。
「金運・仕事編」として、日本最初の産金伝説が残り、古くから金運の神として崇拝されており、金を司る金山琵古紙(かなやまひこのかみ)らを祀っており3年続けてお参りすると生涯、お金に困らないといわれ続けていると紹介されていました。そして、注釈として、「震災の影響もあるので事前準備は念入りに」とありました。
注釈なしで、日本各地からどんどん人をよべるように早くなりたいものです。
ところで、その一つの力になれるかと思われる「仙石線」のレール締結式が行われたというニュースもありました。
仙石線は今年2015年6月までに全線で運転が再開されることになっています。(6月までにということは、もしかしたらその前ということもあるのかな?)
締結式は、先月14日移転再建設中の東名駅構内で行われました。今回内陸側にルート変更されたのは、JR仙石線陸前大塚ー陸前小野間(6.4㌔)です。
東松島市長は、「仙石線がもたらす経済効果は計り知れない。レールがつながり、復旧が進んでいることを住民に実感してもらえる。」と喜んでいるとのことです。
「仙台~石巻間が1時間程で行き来できるなんて、ほんとに便利!」と、不通になってから改めて感じさせられます。
新しいルートからは、あの美しい海はどのように見えるのでしょうか?開通したら是非乗ってみたいと思います。
そういえば、仙台でも今年12月に地下鉄東西線が開通する予定です。八木山動物公園に地下鉄で行けるようになります。石巻からも行きやすくなり、子ども達にとっては嬉しいニュースではないでしょうか?
自家用車常用の私でも嬉しく思うニュースです。
白梅のTさんは、新しい土地に新しいお店を開店しています。大忙しで頑張っていることと思います。
このように、少しずつですが、復興は進んでいます。
それぞれの人がそれぞれに努力を続けることによって、復興は成し遂げられるていくのですね。そんな風に感じさせられます。
苦しいことが多いかもしれませんが、そんな中だからこそつかめる大切な何かがあると信じたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。