心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

海の絵、海以上。

2018-08-23 23:37:16 | 美術

「日本の海洋画展」を見てきた。

海をテーマに描いている画家の絵と「海に生きる者の絵画展」の併設。

これは大槌隆さんの作品。100号の大作。

会場で撮影の許可は得たものの、照明は天井からのものだけなのでいまいち。

絵の前に立つと、波がからだに迫ってくる。音も聞こえる。懐かしさと畏れが入り交じる。

波を身近にして育った人ならではの絵なのかもしれない。

現実の海は、今、荒れ狂っているらしい。夜の海というだけて恐ろしい。

恐ろしさは畏れと似ている。力のあるものに対する気持ちということは同じ。

海は力を感じさせる。それも海の魅力のひとつなのだろう。


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