商業施設のトイレの温風乾燥機。手洗いの後に使うのが普通になっている。
手を入れるべき場所に、べったり 使用停止の張り紙。
懐かしい思いで見た。9年前からしばらく、こんなことが続いた。
関東大震災後、東京電力の供給が途絶えて、節電モードになった。
「計画停電」などという電力会社都合の停電もあった。
手洗いの温水も水になり、暖房の温度も低く設定した。
そして、いつのまにか、元通りに電気を使うようになった。
使用停止の理由は異なるとはいえ、同じ3月にこの張り紙を見るとは。
この乾燥機は今までもいろいろ言われてきた。
ハンカチを出す手間が省けるという利点と汚染した風が出るという問題点。
張り紙は無くても最近は使わなくなっていた。
興味は、この先どうなるか。この温風機が消えるかもしれない。
衛生的でなく電気代もかかるとなると、施設側にメリットはない。
手拭き用の紙を置いているところもあるが、それを捨てる場所も必要。
庶民はいつもそれなりに従順に育っていく。
外出前にお気に入りのハンカチやタオルを選ぶのも悪くない。
雨に濡れたカバンも拭けるし、火事の際には煙避けにも使える。
便利と不便のいったりきたりを またまた遊んでしまったよ。
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