心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

痛々しくて腹立たしい

2023-06-22 23:06:10 | 日記

歩道に巨木が残されている。

枝や根の管理は大変だろうと思いながら近づくと、食い込んだものがある。

ホチキスの針のよう。

位置からすると 何かの貼り紙を止めたのかもしれない。

樹が気の毒。

大きな樹なら少しぐらいの傷はすぐ治る。

でも、食い込んだ針は錆びて朽ちるまで残る。

その間も育ち続けるから木肌は歪になる。

ホチキスで留めること自体、樹にとって好ましくないことは明らか。

さらに残るようなことをしてはあまりに気の毒。

せめて、用が済んだら針を外して欲しい。

この辺りの店の宣伝か、犬のフンの苦情か、あるいは不動産の広告か。

そんな妄想は楽しくない。

針を外しに行かねば。そして、樹に謝らねば。同じ人間として。