たてがみ、シッポ、目。それがなかったら、馬にみえただろうか。
前足と後ろ足がつくる形、首がつくる形、シッポがつくる形、同じような空間を見せる。
全体の形がとても柔らかい。花の模様がとてもよく似合っている。
色を付ける前の形を想像してみるのも、おもしろい。
アラジンの魔法のランプのようでもあり、花かごのようでもある。
真っ白なままで見ても,やっぱりおしゃれなのだ。
馬になった陶器、馬の足がくっついていると、おだやかに見える。
馬の首が下を向いていると、やっぱり動きは感じにくい。
この馬は、きっと、いつもそばで静かに待っていてくれる。
やっぱり、ランプや花かごより、馬の方が似合ってるよ。