朝目覚めた時から雨の音がしていた。雨と霧の1日だった。
ホテルのあるカツーンバという町は標高が1000くらいある山中ゆえに、山のお天気という分けだ。
今日は一番楽しみにしていたシーニックワールドへ行くというのにガーン……。
霧で真っ白い景色の中をSちゃんと二人で朝食前の散歩に出かけた。
可愛い家の庭を拝見したり、ユーカリの木を使った電柱を発見したり、見知らぬおじさんと朝の会話をしたり。
ちょっと路地に入って見たらアートウォークの一角を見つけ引き付けられた。
表通りだけを歩いていたら気付かなかった壁に描かれたアートが、霧の中で存在感を発揮していた。
私たちが泊まっていたブティックホテルの外観もカメラに収めて。
朝食は一人づつワンプレートだったのでちょっと私には食べたりなかったけど……。
ホテルから10分くらいでブルーマウンテンズ国立公園に到着。
ここは世界遺産に指定されていて、1000m級の山々の間に切り立った断崖や峡谷があり、変化に富んだ景色が楽しめるという場所。
名前のブルーマウンテンズというのはユーカリの木の油分で、樹海が青く輝いているように見えるからなんだって。
南北約4000kmの高原地帯一帯がブルーマウンテンズ国立公園で、多様な動植物の宝庫だ。
その高原一帯を3種類のライドで大いに楽しもうというのがシーニック・ワールドで、いわばディズニーランドみたいなものか。
まず乗った乗り物がレールウェイつまりトロッコ列車。
52度の傾斜をまあるでジェットコースターのように急降下した。
動き出した途端インディジョーンズのテーマ曲が流れだして、体が前のつんのめったと思ったら、かなりの急坂をものすごいスピードで下っていて、こんなスリルは初体験でメチャ面白かった。
トロッコ列車から降りてから改めて急勾配を見上げてビックリ!
このシーニック・レイルウェイは世界最急勾配なんだそうで、標高差650mの谷底へまっしぐらだった。
谷底の樹海にあるボードウォークを10分くらい歩いて、次なる乗り物のケーブルウェイ乗り場へ。
途中の森の中には旧炭鉱入口があったり、炭坑跡のレールなどがあった。
ボードウォークしていた樹海はまさに亜熱帯雨林の植物だらけ。
谷底駅からのケーブルウェイは84人乗りのガラス張りのロープウェイ。
ジャミソン渓谷の絶景が見下ろせるはずだったが、一面真っ白の世界で見事になにひとつ見えなかった。
なんてついていない私達なんだろう。
雨女返上したつもりだったけど、やっぱり今年も雨女の実力発揮ということか。
ロープウェイでシーニック・ワールド頂上駅に着いてからは、売店でショッピングとかしながら30分くらい霧が晴れるかもと時間調整。
そして最後の3つ目の乗り物の空中ケーブルカーに乗車。
空中300mを渡るスカイウェイで、当然360度の展望が得られるはずの乗り物だったけど……。
何しに来たのか?と言いたくなるような霧だらけの中で、スリーシスターズが見れるエコーポイントへ。
看板の晴れた日の絶景写真を自分のデジカメで撮っておしまい。
辺り一面霧だらけで何一つ見えないんだから、ちゃんと来たよという記念に。
展望台がこんなに深い霧に包まれていて……。
ランチは私たちが宿泊していたホテルの近くのチャイナレストランで。
中国人だらけで超うるさくて参った。
どうしてもスリーシスターズを見たいとみんなで切望し、再度エコーポイントへ行けることになった。
午後1時過ぎには霧が晴れていて、なんと何と青空の下スリーシスターズがバッチリと見えた。
ブルーマウンテンズ国立公園で最も有名な奇岩・スリーシスターズはアボリジニの伝説が由来しているという。
簡単に言うと魔法で三姉妹が3つの岩の姿に変えられ、そして父親はライヤーバード((琴鳥)になって、今も大空を飛び回っているんだそう。
スリーシスターズのみならずジャミソン峡谷の絶景も見れて大大大満足。
青く輝く深い神秘の樹海、スリーシスターズの奇岩など、大自然の造形を堪能できてラッキーだった。
再びシドニーへ戻り午後5時から乗船し、シドニー湾ディナークルーズへ。
前菜とメインの魚料理、バラマンディという魚らしいが日本にはないかも。
とデザート。
1時間半かけてシドニー湾をクルーズしたが、食べるのとおしゃべりに忙しくて……。
というのも3年前南イタリアとシチリア島旅行の時したから、一緒だったUさんとこの旅で偶然再会したから。
ハーバーブリッジやオペラハウスを船上から見るのもまた違った趣があった。
湾内だから全く揺れな、くオーストラリアビールを美味しく飲めた。
デッキに出てシドニー最後の夕暮れをと思ったが、7時でもまだ明るかった。
ホテルに戻ってまだまだ明るいので、Sちゃんと近くのシドニー中央駅へ歩いて散歩に行った。
夕暮れ時の駅の雑踏には旅情を誘われる風景があると思う。
電車に乗ってオーストラリア一周なんてしてみたいなあって。
次回のオーストラリアは西海岸の方へ行って、トラムに乗ったり電車に乗ったり自由に遊んでみたい。
ホテルのあるカツーンバという町は標高が1000くらいある山中ゆえに、山のお天気という分けだ。
今日は一番楽しみにしていたシーニックワールドへ行くというのにガーン……。
霧で真っ白い景色の中をSちゃんと二人で朝食前の散歩に出かけた。
可愛い家の庭を拝見したり、ユーカリの木を使った電柱を発見したり、見知らぬおじさんと朝の会話をしたり。
ちょっと路地に入って見たらアートウォークの一角を見つけ引き付けられた。
表通りだけを歩いていたら気付かなかった壁に描かれたアートが、霧の中で存在感を発揮していた。
私たちが泊まっていたブティックホテルの外観もカメラに収めて。
朝食は一人づつワンプレートだったのでちょっと私には食べたりなかったけど……。
ホテルから10分くらいでブルーマウンテンズ国立公園に到着。
ここは世界遺産に指定されていて、1000m級の山々の間に切り立った断崖や峡谷があり、変化に富んだ景色が楽しめるという場所。
名前のブルーマウンテンズというのはユーカリの木の油分で、樹海が青く輝いているように見えるからなんだって。
南北約4000kmの高原地帯一帯がブルーマウンテンズ国立公園で、多様な動植物の宝庫だ。
その高原一帯を3種類のライドで大いに楽しもうというのがシーニック・ワールドで、いわばディズニーランドみたいなものか。
まず乗った乗り物がレールウェイつまりトロッコ列車。
52度の傾斜をまあるでジェットコースターのように急降下した。
動き出した途端インディジョーンズのテーマ曲が流れだして、体が前のつんのめったと思ったら、かなりの急坂をものすごいスピードで下っていて、こんなスリルは初体験でメチャ面白かった。
トロッコ列車から降りてから改めて急勾配を見上げてビックリ!
このシーニック・レイルウェイは世界最急勾配なんだそうで、標高差650mの谷底へまっしぐらだった。
谷底の樹海にあるボードウォークを10分くらい歩いて、次なる乗り物のケーブルウェイ乗り場へ。
途中の森の中には旧炭鉱入口があったり、炭坑跡のレールなどがあった。
ボードウォークしていた樹海はまさに亜熱帯雨林の植物だらけ。
谷底駅からのケーブルウェイは84人乗りのガラス張りのロープウェイ。
ジャミソン渓谷の絶景が見下ろせるはずだったが、一面真っ白の世界で見事になにひとつ見えなかった。
なんてついていない私達なんだろう。
雨女返上したつもりだったけど、やっぱり今年も雨女の実力発揮ということか。
ロープウェイでシーニック・ワールド頂上駅に着いてからは、売店でショッピングとかしながら30分くらい霧が晴れるかもと時間調整。
そして最後の3つ目の乗り物の空中ケーブルカーに乗車。
空中300mを渡るスカイウェイで、当然360度の展望が得られるはずの乗り物だったけど……。
何しに来たのか?と言いたくなるような霧だらけの中で、スリーシスターズが見れるエコーポイントへ。
看板の晴れた日の絶景写真を自分のデジカメで撮っておしまい。
辺り一面霧だらけで何一つ見えないんだから、ちゃんと来たよという記念に。
展望台がこんなに深い霧に包まれていて……。
ランチは私たちが宿泊していたホテルの近くのチャイナレストランで。
中国人だらけで超うるさくて参った。
どうしてもスリーシスターズを見たいとみんなで切望し、再度エコーポイントへ行けることになった。
午後1時過ぎには霧が晴れていて、なんと何と青空の下スリーシスターズがバッチリと見えた。
ブルーマウンテンズ国立公園で最も有名な奇岩・スリーシスターズはアボリジニの伝説が由来しているという。
簡単に言うと魔法で三姉妹が3つの岩の姿に変えられ、そして父親はライヤーバード((琴鳥)になって、今も大空を飛び回っているんだそう。
スリーシスターズのみならずジャミソン峡谷の絶景も見れて大大大満足。
青く輝く深い神秘の樹海、スリーシスターズの奇岩など、大自然の造形を堪能できてラッキーだった。
再びシドニーへ戻り午後5時から乗船し、シドニー湾ディナークルーズへ。
前菜とメインの魚料理、バラマンディという魚らしいが日本にはないかも。
とデザート。
1時間半かけてシドニー湾をクルーズしたが、食べるのとおしゃべりに忙しくて……。
というのも3年前南イタリアとシチリア島旅行の時したから、一緒だったUさんとこの旅で偶然再会したから。
ハーバーブリッジやオペラハウスを船上から見るのもまた違った趣があった。
湾内だから全く揺れな、くオーストラリアビールを美味しく飲めた。
デッキに出てシドニー最後の夕暮れをと思ったが、7時でもまだ明るかった。
ホテルに戻ってまだまだ明るいので、Sちゃんと近くのシドニー中央駅へ歩いて散歩に行った。
夕暮れ時の駅の雑踏には旅情を誘われる風景があると思う。
電車に乗ってオーストラリア一周なんてしてみたいなあって。
次回のオーストラリアは西海岸の方へ行って、トラムに乗ったり電車に乗ったり自由に遊んでみたい。